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レイプにセクハラ、絶対に許さない!体験者が告発「性犯罪者に鉄槌を」
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郡司さんは長崎の民放アナウンサー兼記者として勤務していた1993年に、長崎県警幹部から飲み物に
睡眠導入剤ハルシオンを入れられ、レイプされた。
「当時、長崎で殺人事件があったんです。警察内部しか知らない情報を提供してくれるというので
指定された小料理屋に行ったはずが、気づいたらホテルの部屋でした。もう行為は終わったようで相手から
“写真撮ったから”と言われました」
その後も複数回、性的関係を強要されたという。
「当時の上司の記者に相談しましたが、県警幹部からの性被害を取引材料に、逆手にとって記者として
成長しろと言われセカンドレイプを受けました。耐えきれずに2年後、退職することにしました。相手は
警察でしたから加害をもみ消すことができると脅迫され、追及することもできず苦しい思いを抱えながら
30年近くも過ごしてきました」
1度は泣き寝入りをした郡司さんだったが、後輩記者たちが次々に被害にあっていくのを耳にするようになる。
昨年には長崎市で市の職員から性暴力を受けたとして女性記者が裁判を起こした。この女性記者の勇気ある
行動が郡司さんの背中を押した。
「女性ジャーナリストが増え、私と同じような危険にさらされる女性記者は長崎だけではなく、全国に
たくさんいると思います。相談したけどセカンドレイプにあうことで被害者の泣き寝入り、絶望を生みます。
女性記者への加害はメディア業界の課題です。また、特ダネ狙いの夜討ち朝駆けは何の意味もない。
女性を貢ぎ物のように差し出すような悪しき習慣を打破していきたい」
と声をあげた。