20/07/11 18:45:20.07 tSpMIihQ0.net
>>524
湯浅さんをモデルにした『鏡子の家』は長編小説で
三島はこの長編を仕上げることで文豪の地位につけると思っていた
けれど、三島が思った程ヒットしなかった。
三島由紀夫と石原慎太郎との対談でも
『鏡子の家』の不発について三島は盛大に石原に愚痴ってます。
相殺活動をする人がスランプを経験すると
原因は本人の体調・妻・愛人・子供、いろんな要素が絡んでいて
答えは一つではないと思います。
瑤子さんは敷地内別居の三島の母とはあまり折り合いがよろしくなかったようで
三島母と交流のあった方が嫁の悪口を聞かされるのって
なんか凡人あるあるで、天才の家庭も世俗と変わらなかったと仄仄します。