20/02/29 23:53:24.11 MUUbPJoq0.net
>>780
捜査一課が説明した「逮捕状の執行を見送った理由」はきわめて正論で、
警察庁の刑事部長の介入は何も矛盾してないんだけどね。
捜査一課の説明はBBの「不起訴」って章にあるけど、概ね以下の通り。
・今回の事件では凶器などが使われておらず、証拠隠滅のおそれがない。
・逮捕後の勾留期間は20日しかないので、今分かっている範囲の証拠だと詰め切れず不起訴になってしまう。
・逮捕状は簡単に出る。執行で捜査機関の裁量を働かせることは可能。
・典型例は国外にいる、行方不明などで捜査機関がとりあえず取っておくケース。
・山口氏が帰国した時点でそうした逃亡や証拠隠滅の恐れ(逮捕の必要性)はなくなった。
・社会的地位のある人の場合、家族や居所がはっきりしていて逮捕の必要性はない(逃亡の恐れが少ない)。
・逮捕状の執行についての判断が上に上がってきたときに、我々が待ったをかけた。
この説明はきわめて妥当。実務のお手本みたいな説明。
実際、ガサをやったり鑑定結果が出たのは山口氏の帰国後のしばらく経ってでしょ?
先走って逮捕しても6月下旬までに自白取れなかったらこの事件終わりになるよ。
だから「容疑者が帰国してるのなら執行せずに任意で証拠を固めろ」と指示しても別に何もおかしくない。
逮捕状の有効期間が長く取ってあったのも、山口氏がいつ帰って来るか分からないからというので理解できる。