19/12/21 13:52:19 nN3P0Rlb0.net
伊藤詩織さんの判決から私たちが考えるべき「これだけのこと」
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
海外からの関心
伊藤さんの事件に関しては、海外からの関心も非常に大きい。それは女性が性被害に対して異議申し立てを始めた
「#MeToo」運動の世界的な潮流のなかで、伊藤さんの勇気ある行動を日本の「#MeToo」運動の象徴としてとらえて
のことであろう。
イギリスのBBCは以前、伊藤さんの事件を取り上げ、「Japan’s Secret Shame」(日本の秘められた恥)と題する
ドキュメンタリーを制作し、そのなかで双方の主張を丹念に聞いている。そして、性被害に遭った女性が声を上げる
こと、被害を警察に届けることさえ非常に困難であることを紹介している。
事実、内閣府の調査では、性被害に遭って被害を申告した人は、わずか18.5%しかいない。これはあらゆる犯罪被害の
なかで一番低い数字である。
その背景には、「耐えること」「我慢すること」が美徳であるとする日本文化や、男性優位社会が背景にあると番組の
なかで伊藤さんは指摘する。
具体的には、警察官の圧倒的多数は男性で、被害を受けた女性が男性警察官にいろいろと聞かれること、「なぜ抵抗を
しなかった」「なぜそんなところに行った」などと、被害者の落ち度を責められることなどが挙げられる。実際に伊藤さん
も等身大の人形を用いて、男性警察官の目前で事件を再現させられたのだという。