秋 篠宮眞子さま 同級生と電撃婚約!★204at MS
秋 篠宮眞子さま 同級生と電撃婚約!★204 - 暇つぶし2ch797:幸ちゃん
19/02/06 16:42:49.08 UsrP9Gm10.net
 入江侍従が日記で「近親結婚の非なる所以(ゆえん)をよく皇后様には申し上げてない」と記すように、旧来の形の中で結婚を進めようとする香淳皇后に対して、象徴天皇制
という新たな枠組みの中で皇族の結婚を実行したい宮内庁側の意図がうかがえる。
 そして、新しさが尊重された結果、順宮の結婚相手は池田氏に決定した。現在私たちがイメージするような「自由恋愛」の形ではないものの、民間に嫁ぐことが戦後の民主的な姿
としてメディアでは描かれ、国民からは歓迎されたのである。
 こうした皇族の結婚相手を決定していく背景にあるのは、日本国憲法第24条である。その条文は「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立」すると記され、本人の意思で結婚できると
定められている。象徴天皇制は日本国憲法の理念に沿いながら、戦後社会の中で展開してきた。それが、この制度を国民に定着させることにも繋がってきたのである。
 こうした象徴天皇制や天皇に対する新たなイメージの定着には、マスメディアの影響も大きかった。マスメディアは天皇制を存続させるべく、敗戦直後から天皇の「民主的」なエピソードを積極的に描いた。
 また、戦前では低かった皇室記者たちへの扱いが、戦後になって大きく変わったことは、彼らにとって「民主化」を実感する契機ともなった。そして、そうした感情を基にした記事を量産していく。そのため、
国民に「民主的」な象徴天皇像が定着したのである。
 そのマスメディアも、経済成長に伴う大衆化や消費化が進む状況の中で、象徴天皇制をより民主的な側面から取り上げる記事を執筆していく。その頂点が、明仁皇太子と正田美智子さんによる1959年の
「皇太子ご成婚」であった。
 マスメディアに大きく取り上げられた2人の「恋愛結婚」は、まさに日本国憲法の理念との親和性を表現するものであった。それまでは、元皇族や元華族との結婚が噂されていた皇太子が、自分の意志を貫いて
「平民」出身の正田さんと結婚することに、若い世代の国民は喝采を寄せた。国民はマスメディアで報道される美智子皇太子妃を歓迎し、「ミッチーブーム」となった。
 そして、象徴天皇制は一つの到達点を迎えることとなる。この年を契機に、国民の中でも見合い結婚と恋愛結婚の比率が逆転したという。皇族の結婚が国民のモデルともなったのである。


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