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皇室献上の新茶手揉み 浜松・秋葉神社で献茶祭
（2018/5/4 08:57）
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火の神を祭る浜松市天竜区春野町の秋葉山本宮秋葉神社（河村基夫宮司）上社で３日、
地元茶業者が八十八夜に摘んだ新茶を奉納する「手揉（てもみ）献茶祭」が行われた。真剣による居合道の奉納演武もあった。
献茶祭は製茶に欠かせない火の恵みに感謝する戦後からの祭事で、毎年地元の周智茶手揉保存会が実施している。
境内に焙炉（ほいろ）を設置し、会員１０人が生葉を伝統の手揉み技術で新茶に加工した。
神前に供えられ、２２日に皇室の高円宮家に献上される。
居合の演武は日本戸山流居合道連盟の静岡刀武会（浜北区）が奉納した。
会員約２０人が本殿で祈りを受けた真剣を使い、境内で居合切りの型を披露したり、巻きわらをなで斬りにしたりした。
北海道から訪れた同連盟本部の藤林誠也会長（８０）は「神社での奉納演武は身が引き締まり、感覚が研ぎ澄まされる」と話した