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米国などでは食料は武器という認識だ。
軍事・エネルギーと並ぶ国家存立の三本柱であり、
ブッシュ前大統領は戦争を続けて困ったものだったが、
食料・農業関係者には必ずお礼を言っていた。
「食料自給はナショナル・セキュリティの問題だ。
皆さんのおかげでそれが常に保たれている米国はなんとありがたいことか。
それにひきかえ、(どこの国のことかわかると思うけれども)
食料自給できない国を想像できるか。それは
国際的圧力と危険にさらされている国だ。
(そのようにしたのも我々だが、もっともっと徹底しよう。)」と。
ただし、カッコ書きの部分は、筆者の余韻である。
さらには、農業が盛んなウィスコンシン大学では、
農家の子弟が多い講義で教授は、「食料は武器であって、
日本が標的だ。直接食べる食料だけじゃなくて、
日本の畜産のエサ穀物を米国が全部供給すれば日本を完全にコントロールできる。
これがうまくいけば、これを世界に広げていくのが米国の食料戦略なのだから、
みなさんはそのために頑張るのですよ」という趣旨の発言をしていたという。
戦後、一貫して、この米国の国家戦略によって
我々の食は米国にじわじわと握られていき、
いまTPPで、その最終仕上げの局面を迎えている。
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