17/04/22 23:49:02.15 e9qIipfc0.net
女児死亡火災、メーカー「車原因ではない」
毎日放送 4/19(水) 19:23配信
自宅に放火し長女を殺害したなどとして無期懲役の判決を受けたものの、再審
＝裁判のやり直しで無罪となった母親が、火災はガレージの車からガソリンが
漏れて起きたとしてメーカーを訴えた裁判が始まり、メーカー側は「車が原因
ではない」と争う姿勢を示しました。
青木惠子さん（５３）は２２年前、自宅に放火し長女のめぐみさん（当時１１）
を殺害したなどとして、無期懲役の判決を受け服役しました。しかしやり直し
の裁判でガレージの軽ワゴン車からガソリンが漏れて風呂釜の種火に引火し、
自然発火した可能性が認められ無罪を言い渡されました。青木さんは「ガソリン
漏れ対策を怠っていたため火災が起きた」として、メーカーの本田技研工業に
約５２００万円の損害賠償を求めています。
１９日の初弁論でホンダは「車は安全性を備えており火災の原因ではない。
そもそも火災から２０年経っていて損害賠償を求める権利は消滅している」
として、争う姿勢を示しました。
「何を根拠にガソリンが漏れないと言い切れるのか、その現実を受け止めないで
どうするんだろう」（青木惠子さん）
請求権の問題について青木さん側は「無罪になるまで娘を殺した罪で拘束されて
いて、請求できなかったのだから、権利は消滅していない」と主張しています。