16/10/28 09:38:40.50 edQoKCok0.net
先行きが短い母は、子供の今後を考えて子供から距離を置く。
宮尾登美子の小説『蔵』に目が悪い娘を産んだ病弱な母が早々に家事手伝い名目で実妹を呼び寄せ同居して
娘の世話をさせて娘が懐いたところで、娘の目が良くなるようにと巡礼の旅に出て
「もしものことがあったら、後妻には私の妹を迎えてください」そう夫に書き残すけど
妻を亡くした夫は「家を明るくしたい」ので芸者を正妻にするけど
成長した娘は母恋しと泣くことはなく叔母との絆を深めていく。