16/08/31 12:49:12.83 MmKEshmb0.net
Q.日本からはどのくらいのお金が流出していたのですか？
A.パナマ文書に記されたケイマン諸島への投資残高は、分かっているだけで約７４兆円です（2016年6月時点）
他の租税回避地（香港、シンガポール、スイス等）も合計すると、どれほどになるのか分かっていません。
現在政府は調査もしていませんし、国税庁も資料の不足を理由に日本の損失額を試算していません。
Q.タックスヘイブンにある資産の全てを税金として回収できるわけではありませんよね？
A.単に税の公平性の話でなく、これだけのお金が国外に流出していることが問題です。
ただ景気が悪かったのではなく、流すべきお金が“物理的に”無くなっていたので
何をしても景気が回復しなかったのだと考えられます。
Q.タックスヘイブンされていたお金が国内に戻ってきても、一般国民には還元されないのでは？
A.海外に流出していた資金が国内の銀行に戻ってくれば、銀行が融資してまた国内を動かして行けます。
ひいては景気の回復となるのではないでしょうか。
タックスヘイブンの問題は、大量のお金が国外に流出してしまって内需が起きなくなっていたことです。
Q.タックスヘイブンが禁止され、法人税額が増えたら、従業員や下請けの給与にしわ寄せがいくのでは？
A.タックスヘイブンしている企業 ≒ 利益を不当に隠している ≒ 労働分配率が不正
ですから、単純に考えれば給与は上がる可能性が高いです。
Q.なにをしたら良いのですか？
A.議員や企業に公開質問状を送りましょう。
タックスヘイブンを問題視する議員や政党を支持する
タックスヘイブンの問題性や国際的な対策に関して積極的に情報発信する個人、議員、政党を支持する
各自の可能な範囲で問題点の指摘や有益と思われる情報の発信などを積極的に行う