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強姦未遂などで懲役７年求刑 元愛知県警巡査部長
2016年2月19日 11時37分
面識のない女性宅に侵入して乱暴しようとしたとして、強姦未遂などの罪に問われた
名古屋市天白区、元愛知県警巡査部長の望月康太被告（３０）＝懲戒免職＝
の論告求刑公判が１９日、名古屋地裁（丹羽敏彦裁判長）であり、検察側は懲役７年を求刑した。判決は３月３日。
検察側は「職場のストレスを解消しようという身勝手な動機で酌量の余地はない。
警察官としての知識を悪用して証拠隠滅工作を図り、常習性も顕著だ」と主張した。
弁護側は「被告は性依存症の可能性が高く、治療を継続的に受ければ再犯を防止できる」と寛大な判決を求めた。
被告は最終陳述で「被害者に大変申し訳ない」と涙を流した。
起訴状によると、被告は中部空港署員だった２０１１年６月、名古屋市内の路上で女子高生に、体を触るなどのわいせつな行為をし、
同年９月には同市内の３０代女性の部屋に侵入して乱暴しようとしたとされる。
名古屋・中署員だった１４年６月にも同市内の路上で女子大生の体を触ったなどとされる。
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