08/08/09 22:25:45 IpvVhA8M.net
>>247
審査員の好みもあるんだろうけども、大まかな審査基準みたいなもんがあってだな。
技術、新規性、可能性の3つが審議対象になってる気がする。
・技術
言わずものがな、芸の技術。高ければ高いほどいい。技だけでなく、喋りや演技力なども含まれる。
後述の付加価値が付く事から、技術の判別がわかり易い若手ジャグラーが評価されやすい。
喋りや演技力は好みが分かれるので、いまいち評価されにくい所。
ただ喋りと言っても、普段の大道芸のようなお金を稼ぐ為のテンプレート喋りは受けないと思う。
その芸人のキャラをはっきり生かした喋りができてるとポイント高い。
・新規性
新規性のある道具、表現など。ジャグリングは非常に多いので、かなり上手いってレベル以外はここら辺で審査してると思う。
例えばボールを普通に投げて5つまでやるのと、凝ったルーチンで5つまでやるのは同じレベルの技術でも全然違う。
あとキャラクターも大事、アイシュー仮面や桜子など、キャラ重視のショーはやる人がいない分目新しい。
「こんな人もいるんだ」と思わせる自分の個性をはっきり出すのが大事。
・可能性
その人がこれからより良く進歩していくか?と言う事。
若手ジャグラーはとにかく練習するし、次見たときには絶対上手くなっている、それにショーを良くしようとする向上心もある。
みたいな感じでジャグラーに合格者が多い。目黒陽介と言う前例もあるし、実際にその通りに良くなっている。
逆に、大道芸慣れした芸人は慣れた芸しかしないので、向上する可能性と言う点では評価が低い。よほど完成された技術(ネタ)をもってれば別。
だから何回も落とされるような芸人さんは、それなりの技術、見慣れた芸とテンプレートのような喋りの大道芸の人が多い。
それで受かった人は、前の年より良く、上手くなっている、と言う評価で受かるのがほとんど。
評価の感じってこんなんだと思う。あとビデオはもちろん一発撮りが望ましい。
普段の大道芸では受けてるんだけど?と言っても何も知らない客からすれば受けるのは当たり前。
審査するのはいろんな面白い芸を見てる人なんだから、普通の大道芸なんてつまらないと感じると思う。
大変だと思うけど、頑張って下さい。