24/07/21 12:57:40.00 CnCqnyF90.net
自然なセダンのフォルム
試乗したのは「A250 4MATIC」。AMG版を除けば最上級グレードだ。
「A180セダン」と「A180スタイル セダン」のデリバリーは2019年末からになるという。
2リッター直列4気筒ターボエンジンは最高出力224PS(165kW)、最大トルク350N・m。
7段デュアルクラッチトランスミッションと、前項でさんざんFFだFRだと言っておいてなんだが、可変トルク配分型の四輪駆動システム「4MATIC」が与えられる。
エクステリアデザインはハッチバック版Aクラスと同様にシンプルでクリーンだ。
煩雑なキャラクターラインを排し、ツルンとした印象になっている。
メルセデスに限らず、こういう方向性がトレンドなのだ。
フロントマスクはおなじみになったツイン台形グリルとツリ目の組み合わせ。どこかラグビー日本代表の稲垣啓太選手を思わせる顔つきだ。
サイドビューはしっかりとセダンで、ハッチバックに後付けでトランクを追加したというような不自然さはない。
当然ながら、開発初期から並行してデザインが進められていたのだろう。
スポーティーさとコンサバな感じがうまくバランスしたフォルムである。
FRのCクラス セダンと比べても、極端にフロントオーバーハングが長くなっているようなことはない。
インテリアはハッチバック版と基本的に同じ。
目の前にはメーターとインフォテインメント用のスクリーンが組み合わされた超横長のモニターが広がる。
エアコンアウトレットは対照的にタービン型のデコラティブなデザインを採用しているが、フラットな形状で統一してしまうとモダンになりすぎて重厚感が損なわれるのかもしれない。
ダッシュボード上面に凹凸はなく、全体的に水平基調が貫かれている。
スタイリッシュなのはいいのだが、ハザードランプのスイッチが小さくて見つけられなかった時は少し焦った。
792:名無し検定1級さん (ワッチョイ 2b05-eTs1)
24/07/21 12:57:45.32 CnCqnyF90.net
非常に高い静粛性
走ってみると、どんな状況でも静粛性が非常に高いことに気づく。
加速すればそれなりにエンジン音は高まるが、気に触るような音質ではない。
街なかでも高速巡航でも、ずっと静かなのだ。
ロードノイズや風切り音も含めて、徹底的に雑音がシャットアウトされている。
アイドリング時でも車外に出ると結構ガサツなエンジン音が聞こえるので、遮音技術が優れているということなのだ。
2リッターターボエンジンは、十分なパワーを提供する。小型セダンにとっては必要以上と言ってもいいくらいだ。
高速道路の料金所ダッシュでは目覚ましい加速を見せ、追い越しも何らストレスを感じないまま安全に完了する。
7段DCTはドライバーの意思に忠実で、アクセルペダルを踏み込むと瞬時にシフトダウンしてくれる。
センターコンソールに位置するスイッチでパワーモードを選択すればなおさらだ。
通常はエコやコンフォートのモードで走っていても力不足を感じることはない。
アダプティブクルーズコントロール(ACC)も優秀である。前が空いた時に加速に移るまでのインターバルは短い。
もちろん全車速対応で、渋滞でも使える。ただし、ストップ・アンド・ゴーを繰り返す状況では、少々ギクシャクすることもある。
DCTとの組み合わせだから、微速での制御はあまり得意ではないようだ。
乗り心地は硬めではあるものの、不快な突き上げは抑えられている。
セダンなのだから、乗員の快適性を犠牲にして運動性能を優先するのは本末転倒だ。
実用的な乗り物という立ち位置は意識的に守られている。
793:名無し検定1級さん (ワッチョイ 2b05-eTs1)
24/07/21 12:57:50.58 CnCqnyF90.net
MBUXは発展途上
実用性ということでは、バック駐車が容易だったことにも触れておこう。
初めて乗った時は感覚がつかめず、苦労するモデルも珍しくないのだ。
コンパクトなサイズであることも要因の一つだが、それだけではない。ミラーの位置や角度などに、自車の位置を把握しやすくする工夫がなされているのだろう。
加えて、バックモニター画像の解像度が高いことも貢献している。クリアな映像のおかげで後方確認がしやすいのだ。
せっかくなので、「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)」も試してみた。
AIを用いた自然対話式音声認識機能を持つ対話型インフォテインメントシステムである。
日本語対応しているからなのか、「Hi,Mercedes」と英語っぽい発音でなくても「ハイ、メルセデス」と呼びかければ起動する。
定型文だけではなく、会話的な呼びかけにも対応していることが自慢だ。
「今の気温は?」と聞くと、すぐさま外気温を教えてくれた。
ほかにいろいろ試してみたいと思ったが、何を聞いたらいいのだろう。
「今何時?」と聞いてみたら、エアコンの設定温度を下げられてしまった。
「違うよ」と言っても反応しない。「今日は何月何日?」と聞くと、「その質問には対応していません」とクールな返答。
『ナイトライダー』の「ナイト2000」のようなシャレた会話はムリである。
人間側もクルマ側も、コミュニケーション能力を高めていかなければわかりあえない。
MBUXにはまだ進化の余地があるが、走る・曲がる・止まる、そして快適性、使い勝手のよさというクルマの基本性能は盤石である。
Cクラスのスキのなさはため息が出るほどだが、Aクラスはセダンの登場でかなり肉薄したように感じられた。
FFの恩恵で、Cクラスよりサイズが小さいのに十分な室内空間が確保されていることは大きなアドバンテージである。
このライバル関係がメルセデス・ベンツというブランドにとってどんな意味を持つのかは判断できないが、ユーザーにとっては選択肢の増加は歓迎すべきことだ。
794:名無し検定1級さん (ワッチョイ 2b05-WkzM)
24/07/21 12:57:57.37 CnCqnyF90.net
テスト車のデータ
メルセデス・ベンツA250 4MATICセダン
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4550×1800×1430mm
ホイールベース:2730mm
車重:1560kg
駆動方式:4WD
エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブ ターボ
トランスミッション:7段AT
最高出力:224PS(165kW)/5500rpm
最大トルク:350N・m(35.7kgf・m)/1800-4000rpm
タイヤ:(前)205/55R17 91W/(後)205/55R17 91W(ピレリ・チントゥラートP7)
燃費:12.9km/リッター(WLTCモード)
価格:485万円/テスト車=599万1000円
オプション装備:レーダーセーフティーパッケージ(25万円)/ナビゲーションパッケージ(18万7000円)/アドバンスドパッケージ(20万8000円)/レザーエクスクルーシブパッケージ(26万円)/パノラミックスライディングルーフ<挟み込み防止機能付き>(16万6000円)/メタリックペイント(7万円)
テスト車の年式:2019年型
テスト開始時の走行距離:259km
テスト形態:ロードインプレッション
走行状態:市街地(5)/高速道路(5)/山岳路(0)
テスト距離:275.9km
使用燃料:24.6リッター(ハイオクガソリン)
参考燃費: 11.2km /リッター(満タン法)/11.1km /リッター(車載燃費系計測値)
795:名無し検定1級さん (ワッチョイ 2b05-WkzM)
24/07/21 12:58:02.62 CnCqnyF90.net
メルセデス・ベンツA250 4MATICセダン(4WD/7AT)【試乗記】 の画像18枚 - webCG
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メルセデス・ベンツA250 4MATICセダン
すっかり大所帯となったメルセデスのコンパクト商品群。「Aクラス/Aクラス セダン」に「Bクラス」「CLA/CLAシューティングブレーク」と、そのラインナップは多岐にわたる。
「Aクラス セダン」の発表は2018年7月。日本へは、ハッチバックに9カ月遅れて2019年7月に導入された。
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インテリアの設計についてはハッチバックの「Aクラス」から大きな変更はない。
インフォテインメントシステムは音声か、センターコンソールのタッチパッド付きコントローラーで操作する。
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796:名無し検定1級さん (ワッチョイ 2b05-WkzM)
24/07/21 12:58:07.73 CnCqnyF90.net
今回の試乗車は、2リッターターボエンジンと4WDシステムを搭載した最上級グレード「A250 4MATIC」である。
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「Aクラス セダン」の全長は4550mm、ホイールベースは2730mm。オーバーハングは前が915mm、後ろが905mmと、前後でほぼ同じとなっている。
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シンプルな面形状のボディーに、逆スラント、もしくは逆スラントと錯覚させるようなフロントマスクを組み合わせるのが、最近のメルセデス・ベンツのデザイントレンドだ。
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これも昨今のメルセデス・ベンツ車の特徴となっている、2枚の巨大なスクリーン。
デジタルメーターは「A180」のみ7インチ、その他のグレードは10.25インチとなっている。
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トランクルームの容量は全グレード共通で420リッター(VDA計測値)。後席には4:2:4の3分割可倒機構が備わる。
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797:名無し検定1級さん (ワッチョイ 2b05-WkzM)
24/07/21 12:58:13.41 CnCqnyF90.net
「A250 4MATIC」の4WDは前輪駆動ベースの可変トルク配分型で、100:0~50:50の間で、シームレスに前後の駆動力配分が変化する。
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最高出力224PS、最大トルク350N・mを発生する「A250 4MATIC」の2リッター直4ターボエンジン。
他のグレードには最高出力136PSの1.3リッターターボが搭載される。
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アダプティブクルーズコントロールはブラインドスポットアシストなどの予防安全装備とともに、オプションで用意されている。
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タイヤサイズは205/55R17。オプションの「AMGライン」を選択すると、225/45R18サイズのタイヤとAMGの5ツインスポークアルミホイールが装着される。
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798:名無し検定1級さん (ワッチョイ 2b05-WkzM)
24/07/21 12:58:18.76 CnCqnyF90.net
テスト車には本革シートやブラウンウォールナットウッドの装飾パネル、アンビエントライトからなる「レザーエクスクルーシブパッケージ」が採用されていた。
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レザーエクスクルーシブパッケージでは、シートやダッシュボード、ドアトリムなどの色を、「ブラック」と「マキアートベージュ」の2色から選択できる。
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「MBUX」の音声認識機能は、自然な対話形式でコミュニケーションできることを重視。
ただし、現時点では対話の“自然さ”も、音声で操作できることの幅もいまひとつという印象だった。
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これまでメルセデスのエントリーセダンだった「Cクラス」より小柄でありながら、十分な車内空間を持つ「Aクラス セダン」。
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パッケージのよさだけでなく、走りのよさや快適さも特徴のモデルだった。
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799:名無し検定1級さん (ワッチョイ 2b05-WkzM)
24/07/21 12:58:24.24 CnCqnyF90.net
メルセデス・ベンツA250 シュポルト(FF/7AT)【試乗記】
「Aクラス」のトップガン - webCG
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クリスタルを散りばめたようなフロントグリルが印象的な、新型「Aクラス」のトップモデル「A250 シュポルト」を箱根で味わった。
とびきり派手
2013年1月に国内発表された新型「Aクラス」のトップモデルが「A250 シュポルト」である。
「A180」「A180 スポーツ」のさらに上だ。
122psの1.6リッター4気筒ターボを搭載するA180系に対して、A250 シュポルトのエンジンは新開発の2リッター4気筒ターボ。
210psの最高出力は「ゴルフ6」の「GTI」と同じである。
A250 シュポルトの顔を見分けるのは簡単だ。
A180系はシンプルな水平2本線グリルだが、こちらはダイヤモンドグリルと呼ばれる装飾的なマスクが特徴で、ナンバー下のセンターインテークには赤いラインが入る。
AMG開発のスポーツサスペンションを備え、ホイールもAMGの専用18インチを履く。
前輪の5スポークの奥には赤いブレーキキャリパーと320mm径の大型ローターがのぞく。
耽美(たんび)的なデザインに身を包む新型Aクラスのなかでもとびきり派手なのがA250 シュポルトである。
室内では、シートベルトやエアコン吹き出し口のリングやシートのステッチが赤になる。
ボディーのしっかりした建て付けや、ドアの開け閉めの重厚感や、内装の立派な質感など、つくり込みに“メルセデスの重さ”を感じさせるのは新型Aクラスに共通する特徴だ。
そのため、ゴルフよりちょっと上のクラスかなと思わせる。
もっとも、A250 シュポルトは420万円する。
新型「ゴルフGTI」の国内デビューはもう少し先だが、旧型が368万円だったことを考えると、やはりゴルフよりちょっと上を狙った価格設定といえる。
「シルバーダイヤモンドフロントグリル」と呼ばれるきらびやかなグリルが「A250 シュポルト」の特徴。
800:名無し検定1級さん (ワッチョイ 2b05-WkzM)
24/07/21 12:58:29.62 CnCqnyF90.net
さわやかな高性能車
0-100km/hは6.6秒。これはA180より3.5秒も速い(いずれもメーカーデータ)。
ゼロヒャク6.6秒といえば、まさにゴルフ7 GTIの発表値と同じである。
A250 シュポルトはCセグメントの最新ホットハッチとして第一級の動力性能を備えている。
だが、A250 シュポルトの芸風は、このスピードにしてたけだけしさや汗臭さがこれっぽっちもないことである。
「ホットハッチ」という言葉は似合わない。サーキットの匂いもしない。
この日はたまたま「ルノー・メガーヌGT220」が同道したのだが、いかにも4気筒スポーツエンジン的なルノースポールの2リッターターボに比べると、A250の直噴ユニットは6気筒と言ってもだまし通せそうなくらい滑らかで静かだ。
モリモリしたトルクでまい進するタイプではなく、回転の上昇に比例してきれいなパワーが限りなく出る感じだ。排気音もボーボー言わない。
変速機はA180系と同じく、デュアルクラッチの7段自動MT。
レンジの選択はセンターフロアではなく、ステアリングコラム右側に突き出たレバーで行う。
ステアリングのセンターパッド両側の裏手にはタッチのいいシフトパドルが付く。
エンジンはレスポンシブで、指先でシフトダウンを命じると、自動ブリッピングが働いてタコメーターの赤い針がビクンと跳ね上がり、シフトアップすればストンと下がる。
カッコイイその動きが昔のレーシングカーの機械式タコメーターを思い出させた。
そんな状況にあっても、クルマそのものの表情はクールで洗練されている。速くても、激しくない。さわやかな高性能車である。
約320kmを走り、満タン法で採った燃費は8.2km/リッターだった。
以前、別の機会に走らせたA180 スポーツは11km/リッターを超えた。
A250は7割以上もパワフルなエンジンを持つのだから致し方ないか。こちらにもアイドリングストップ機構が備わる。
801:名無し検定1級さん (ワッチョイ 2b05-WkzM)
24/07/21 12:58:34.87 CnCqnyF90.net
高いだけのことはある
A250 シュポルトはフロントアクスルとサスペンションをAMGが開発している。
210psのハイパワーFFでもトルクステアが見事に抑えられているのはその恩恵かもしれない。
A180 スポーツもオンザレール感きわまる前輪のグリップが気持ちいいが、A250 シュポルトはさらにそれを磨きあげたようなコーナリングマナーを見せる。
何をやっても許してくれそうなスタビリティーがまずあって、コントロール感も楽しめる。
エンジンの印象に符合した冷静なスポーツサスペンションだ。
しかも、乗り心地はベストAクラスである。
A180系は荒れた路面へ行くと途端に後輪がバタつく。
フトコロの深い“メルセデス・ライド”の伝統はいずこへ?という感じだ。
しかし、AMGが入念に脚を締め上げたA250 シュポルトではその弱点が最も矯められている。
これだけがランフラットタイヤではないということも影響しているかもしれない。新型Aクラスは価格に比例して乗り心地がよくなる。
というわけで、A250 シュポルトは、高いけど、高いだけのことはあるAクラスのトップガンである。
スワロフスキーのクリスタルを頬ばったようなフロントグリルは遠目からでも識別できるから、新型Aクラスのステータスになりそうである。
と思ったら、「A45 AMG」が早ければこの夏かれこれには国内投入されそうだ。
360psの2リッターツインターボを積むモンスターである。3月のジュネーブショーでお披露目され、ドイツ本国での発売も夏というから、異例の速攻導入である。
ゴルフの牙城を崩すという悲願を抱き、使命に燃える新型Aクラスなのだった。
802:名無し検定1級さん (ワッチョイ 2b05-WkzM)
24/07/21 12:58:40.11 CnCqnyF90.net
メルセデス・ベンツA250 シュポルト(FF/7AT)【試乗記】 の画像17枚 - webCG
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「シルバーダイヤモンドフロントグリル」と呼ばれるきらびやかなグリルが「A250 シュポルト」の特徴。
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搭載されるエンジンは2リッター直4ターボ。210ps、35.7kgmを発生する。
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18インチのAMGアルミホイールが装着される。タイヤサイズは235/40R18。
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赤のアクセントが各所にあしらわれた「A250 シュポルト」の室内。
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試乗車には「セーフティーパッケージ」にセットオプション(17万円)の全車速追従型レーダークルーズコントロール「ディストロニックプラス」が装着されていた。
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803:名無し検定1級さん (ワッチョイ 2b05-WkzM)
24/07/21 12:58:45.49 CnCqnyF90.net
荷室のアレンジ
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前席はメモリー付きパワーシートが標準装備される。
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designoレッドシートベルトも「A250 シュポルト」の専用装備。
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804:名無し検定1級さん (ワッチョイ 2b05-WkzM)
24/07/21 12:58:50.75 CnCqnyF90.net
メルセデス・ベンツA250 シュポルト(FF/7AT)【試乗記】
心して乗れ! - webCG
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輸入車の最激戦区に投入されたメルセデスのスポーツハッチ「A250 シュポルト」。
AMGの手が入ったその走りは、どのように仕上がったのか?
いま輸入ハッチが熱い
クルマに特別興味のない人にも知られる「フォルクスワーゲン・ゴルフ」が日本で新世代に切り替わったのをきっかけに、輸入Cセグメント・ハッチバックが盛り上がっている。
ゴルフ登場に前後して、一通りの自動車雑誌が輸入Cセグハッチの特集をやった。
それも一段落したので、今度は『週刊現代』や『週刊ポスト』あるいは『FRIDAY』あたりの、僕がコンビニで立って愛読する一般オヤジ系週刊誌に「いま輸入ハッチバックが熱い!」的な特集が組まれるタイミングか。
輸入車は一つのボディーに大小さまざまなエンジンを積み、装備にも大きく差をつけることで、幅広くモデルを設定する。
形は同じなのに価格は倍以上ということも珍しくない。一口に輸入Cセグハッチといっても、「トヨタ・プリウス」と迷うモデルもあれば、レクサスと迷うモデルもある。
大ざっぱに言うと、現在の輸入Cセグハッチは、1.2~1.6リッターターボエンジンを積むベーシック系と、2リッターターボを積むパフォーマンス系に分けることができる。
メルセデス・ベンツを例に挙げると、「A180」「B180」がベーシック系で、今回乗った「A250 SPORT(シュポルト)」や「B250」がパフォーマンス系といえるだろう。
805:名無し検定1級さん (ワッチョイ 2b05-WkzM)
24/07/21 12:58:56.02 CnCqnyF90.net
エコモードでも十分に速い
A250 シュポルトは、2リッター直噴直4ターボエンジンを横置きし、前輪を駆動する。
このエンジンがなかなかのハイチューンで、最高出力210ps/5500rpm、最大トルク35.7kgm/1200-4000rpmという立派なスペックを誇る。
最大トルク35.7kgmといえば、R32型「日産スカイラインGT-R」や996型「ポルシェ911カレラ」あたりとほぼ同程度。
クルマは常に進化するので昔のクルマと比べてもしかたないが、車重もそれほど変わらないので想像の参考にしてほしい。
トランスミッションは7段のデュアルクラッチ式。
変速プログラムをエコノミー、スポーツ、マニュアルから選べるのはA180と同じだが、スーパートルキーなエンジンなので、エンジンをかけると毎回そこから始まるEモードに入れっぱなしで十分に速い。
残るスポーツ、マニュアルの両モードは交通量の少ないワインディングロードなどで、純粋に楽しみとして走る際に役立つだろう。
B250も同じエンジンを積むが、A250のみ「シュポルト」と車名にわざわざ「SPORT」をドイツ語読みさせる言葉がつく。
そのココロは、説明不要のスペシャル部門、AMGが足まわりをはじめ、クルマづくりを担うところにある。
サスペンション形式はA180と同じくフロント:マクファーソン・ストラット、リア:マルチリンクなのだが、スプリング、ダンパー、スタビライザーの仕様はまったく異なっていて、端的に言って非常に硬い。
スムーズに動いてはいるが、硬い。
806:名無し検定1級さん (ワッチョイ 2b05-jO8A)
24/07/21 12:59:02.57 CnCqnyF90.net
ゴルフGTIとガチンコ勝負
AMGといえども、電子制御サスペンションを用いない限り、そのクルマがもつパフォーマンスの上のほうに合わせたセッティングにするしかないのだ。
エンジンをやったらシャシーもやるべきことをやる、メルセデス・ベンツらしいセッティングといえるかもしれない。
半面、舗装のよい道路をハイペースでいくのは気持ちいいが、ダラリと運転するには適さない。
これはきっと……と思って「高速道路で速度を上げれば上げるほどに路面に吸い付くように安定する」と書く気満々で高速道路へ入ってみたが、速度域を問わず、跳ねる系の性格は変わらなかった。
パワフルなエンジンとハードな足まわりを備えているが、A250 シュポルトもA180同様に便利な5ドアハッチバックだ。
エクステリア、インテリアともに質感は“FRのメルセデス”同等の品質が与えられているし、キュッと絞りこまれたお尻にもかかわらず、リアに大人ふたりは十分乗れる。
ラゲッジスペースもああ見えて341リッターと、ライバルに引けをとらない。
メルセデスには、リアの乗員、荷室スペースをもっと重視したい向きにはBクラスもあるという強みもある。
なにしろA/Bクラスは北米で販売しないので、日本はこのクルマにとって大事な市場だ。
だからそれほど遅れることなく日本へやってきたし、A/Bの両方でライバルと戦うと考えればモデルラインナップも充実している。
「A45 AMG 4MATIC」という“モンスターA”まで本国と同じタイミングで発表した。
本当にとがったモデルを欲するならそちらを選ぶ選択肢もある。
A250 シュポルトは、これからやってくる「フォルクスワーゲン・ゴルフGTI」とガチンコの勝負を繰り広げることになるだろう。
パワー、スペックはほぼ同じ。車重はGTIのほうが少し軽そうだ。 価格もGTIのほうが少し安いに違いない。
ゴルフGTIの出来栄えは乗ってみないとなんとも言えないが、ベースのゴルフの出来やこれまでの実績を考慮すると、まず速くていいクルマのはずだ。
それに対して、A250 シュポルトは同じように速く走れるうえに、より高級で、より大人っぽいところを狙ってつくったなと感じさせる。
ここがツボだという人は少なくないはずだ。
807:名無し検定1級さん (ワッチョイ 2b05-jO8A)
24/07/21 12:59:07.79 CnCqnyF90.net
テスト車のデータ
メルセデス・ベンツA250 シュポルト
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4355×1780×1420mm
ホイールベース:2700mm
車重:1450kg
駆動方式:FF
エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブターボ
トランスミッション:7段AT
最高出力:210ps(155kW)/5500rpm
最大トルク:35.7kgm(350Nm)/1200-4000rpm
タイヤ:(前)235/40ZR18(後)235/40ZR18(コンチネンタル・コンチスポーツコンタクト5P)
燃費:6.4リッター/100km(約15.6km/リッター、NEDC複合モード)
価格:420万円/テスト車=437万円
オプション装備:セーフティーパッケージ(ブラインドスポットアシスト+ディストロニック・プラス+プレセーフ)(17万円)
テスト車の年式:2013年型
テスト車の走行距離:4996km
テスト形態:ロードインプレッション
走行状態:市街地(1)/高速道路(6)/山岳路(3)
テスト距離:925.8km
使用燃料:81.6リッター
参考燃費:11.3km/リッター(満タン法)/10.8km/リッター(車載燃費計計測値)
808:名無し検定1級さん (ワッチョイ 2b05-jO8A)
24/07/21 12:59:13.09 CnCqnyF90.net
メルセデス・ベンツA250 シュポルト(FF/7AT)【試乗記】 の画像16枚 - webCG
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2リッターターボエンジンとAMG仕立ての足まわりを持つ「A250 シュポルト」。レッドライン付きリアスカートをはじめとした専用の外装パーツも特徴。
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六角形のモチーフを散りばめた「ダイヤモンドグリル」が目を引くフロントマスク。ヘッドライトやフロントバンパーにも赤いラインがあしらわれる。
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ブラックのレザーDINAMICAシートとカーボン調トリムがスポーティーさを演出するインテリア。エアコンの吹き出し口には赤いリングが備わる。左右独立調整機構付きのエアコンなど、装備は充実。
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エンジンは最高出力210ps、最大トルク35.7kgmの2リッター直4ターボ。トランスミッションにはデュアルクラッチ式7段ATの「7G-DCT」を採用。
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足元は235/40ZR18サイズのタイヤにAMG5スポークアルミホイールの組み合わせ。ブレーキキャリパーは前後とも赤でペイントされる。
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フロントアクスルとサスペンションはAMGが専用に開発。電動パワーステアリングやトランスミッション、ESPにも専用のチューニングが施されている。
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809:名無し検定1級さん (ワッチョイ 2b05-jO8A)
24/07/21 12:59:18.39 CnCqnyF90.net
「A250 シュポルト」は0-100km/h加速6.6秒、最高速度240km/hの動力性能を実現。燃費は6.4リッター/100km(NEDC複合モード)と公表されている。(いずれも欧州仕様の数値)
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前席にはメモリー機能付きパワーシートを標準装備。オプションでヒーター内蔵の本革シートも用意される。
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リアシートは2:1の分割可倒式で、中央にはアームレストスルーも備わる。(シートが倒れる様子が見られます)
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裏磐梯のワインディングロードを行く「A250 シュポルト」。
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810:名無し検定1級さん (ワッチョイ 2b05-jO8A)
24/07/21 12:59:23.65 CnCqnyF90.net
メルセデス・ベンツA250 シュポルト 4MATIC(4WD/7AT)【試乗記】
これからが楽しみである - webCG
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「メルセデス・ベンツAクラス」の上級グレード「A250 シュポルト」が進化して4WDシステムを得た。
211psを誇る2リッターユニットと、AMGが開発に携わったスポーティーな足まわりがもたらす走りは、4MATICに進化してどう変わったのか。
見せ方がうまい!
Aクラスは革新的であり、確信的なメルセデスだ。
その思いは、AMGの手によってブラッシュアップされた「A250 シュポルト 4MATIC」に乗って、さらに強くなった。
A250 シュポルト 4MATICは、2リッターの直噴ターボ(211ps)を搭載する4WDのハッチバックである。
「A180」をはじめとしたFWD(前輪駆動)モデルをベースに、最新のハルデックスカップリングを装着することで4WDを名乗っている。
その駆動力は、電動油圧制御式のマルチディスククラッチによって前後比で100:0から50:50までの間でフレキシブルに分配される。
4WD採用の主眼は、コーナリング性能の向上というよりも、路面状況の悪化に対する直進安定性の確保にある。
実際、A250シュポルト 4MATICを運転していても、このトルクスプリットがどう効いているのかはハッキリと体感できない。
そもそもFWD時のスタビリティーが高いから、そうそう4WDモードには入っていないのではないだろうか。
その乗り味には、早朝ロケで寝ぼけた筆者を、薫り高いブラックコーヒーで目覚めさせてくれるかのような「お出迎え感」があった。
ビシッと決まった黒いステアリング(赤ステッチ入り)。
表面はふっかりとしながらも、奥の方ではコシがある座り心地を持ったレザーシート。
まるでニューヨークの若手エリートビジネスマンが仕事をする、シックなインテリアで統一されたオフィス(!?)のような雰囲気を持つ室内空間である。
811:名無し検定1級さん (ワッチョイ 2b05-jO8A)
24/07/21 12:59:29.05 CnCqnyF90.net
走りだしてもその印象は変わらない。
ステアリングコラムの剛性感は高く、足まわりも適度にビシッとしており、頼もしい。
パッと乗って、誰もが「高級なクルマに乗っているな」と感じることができる乗り味である。
一方、エンジンは実直な印象だ。直噴ターボの加速力に過不足を感じないのは、211psの最高出力というより35.7kgmの最大トルクのおかげだろう。
ピークトルクは1200rpmから4000rpmの間で維持されるのだ。いわば現代のトレンドを踏まえたパワーの出方である。
意地悪く言えば、面白みはない。スロットルペダルを大きく踏み込んだところで、「ゴルフGTI」のようにはじけるかのごとき音の演出もない。
実に普通に、しっかり加速していくだけだ。
ここが派手なら、まだハンドリングとのマッチングにも納得できるのに……。
ラインナップの上位に 「A45 AMG 4MATIC」 があるから遠慮しているのだろうか?
その実直さに拍車を掛けるのが、7段デュアルクラッチ 「7G-DCT」 の変速模様だ。
パドルでシフトダウンすると、エンジンをごく軽くブリッピングして、予定した回転数に向かってタコメーターの針を素早くピタッと移動させる。
その動きはまるでロボットのようで、新鮮かつハイテク感満載なのだが、その変速音をよく聞いてみると、クラッチのつながりそのものはワンテンポ遅れることがあるのがわかる。
“デジタルによる高級感の演出”というものが、わからぬように仕込まれている感じである。