18/06/06 22:37:42.01 bOUWeiq6a.net
アーナンダよ。このようにして、修行僧は自己を灯明とし、自己をたよりとして、他人をたよりとせず、法を灯明とし、
法をよりどころとして、他のものをよりどころとしないでいるのである。
アーナンダよ。今でも、また私の死後にでも、誰でも自己を灯明とし。自己をたよりとして、他人をたよりとせず、
法を灯明とし、法をよりどころとして、他のものをよりどころとしないでいる人々がいるならば、彼らは私の修行僧として
最高の境地にあるであろう、－誰でも学ぼうと望む人々はー。」（二十六）（大パリニッバーナ経』二）
大意は、自己を灯明とし、自己をたよりとして、他人をたよりとせず、法を灯明とし、法を拠り所として、
他のものを拠り所としないである。
ここには「仏法によって」などと一言も触れられていない。
「あくまでも仏の教えそのものによって自らを正しなさい」の「仏の教え」とは後の仏教において解釈、付け加えられた
ものであって、お釈迦様の言葉としては「仏の教え」ではなく、あくまで「法」である。
大学の仏教学講座で習おうと、私達は釈尊から遠い現代にある以上、釈尊の言葉を確認する事はできないのである。