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世界遺産の醍醐寺で父子による骨肉裁判が勃発 「刑事告訴もできた」と父親が見解
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太閤秀吉が催した一世一代の宴として名高い「醍醐の花見」。その舞台となったのが京都の醍醐寺である。
だが、世界遺産の名刹を総本山とする真言宗醍醐派では、そのトップに当たる「管長」父子の間で裁判闘争が勃発。
桜満開の季節を迎える前に、骨肉の争いで火花を散らしているのだ。
「品川寺の住職は順和管長の長男で、次男が副住職を務めています。実は、いまから3年ほど前に、副住職の元に匿名で資料が届いたそうなんです。
その資料によれば、管長と住職が周囲に黙って1億6千万円を借り入れ、品川寺名義で京都の不動産を買っていたという。
実際、檀家だけでなく副住職もその事実を知りませんでした」
告発を受けて副住職はその不動産を購入した経緯について“父親”に質したというが、
「管長は知らぬ存ぜぬという対応だったばかりか、問い詰めた副住職を相手取って調停を起こし、品川寺を去るよう求めました。
これが不調に終わると、寺の事務所にカギをかけて副住職を締め出すといった嫌がらせが始まったのです」(同)