16/12/09 17:01:30.68 YqxYf3y50.net
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38 弘法の大矛盾、大悪党ぶりを徹底的に暴く URLリンク(toyoda.tv)
【矛盾2】
弘法は、真言密教が最も優れていることを説明するために『六波羅蜜経』を引き、五蔵判を立てる。
すなわち、『六波羅蜜経帰依三宝品』の中に釈尊一代聖教を類別して、
(一) 常に閑寂な所を選んで静慮を修する者には狙(メ+メ+且)多覧蔵(経蔵) を、
(二) 威儀を習い正法を護持する者には毘奈耶蔵(律蔵) を、
(三) 正法を説き法相を分別して研墳を究尽せんとする者には阿毘達磨蔵(論蔵) を、
(四) 大乗真実の智恵を願って我・法の二執を離れる者には般若波羅密蔵(慧蔵 を、
(五) 禅定を修せず善法を持たず威儀を修せず諸の煩悩に覆われた者を憐れみ、彼を速疾頓証させんがためには陀羅尼蔵(秘密蔵) を、
それぞれ修行するように示された一節を、弘法は、法華涅槃等は第四の般若波羅密蔵、真言の三部秘経こそ第五の陀羅尼蔵であると立て、前の四蔵はすべて顕教、後の一蔵が密教であると判じ、これこそ成仏の直道なりとしたのである。
しかしこの五蔵判を立てるために利用した『六波羅密経』は、まさに弘法からすれば「応身如来の劣った仏であるとする釈尊の「顕教」」であり、その自身が蔑如している経を大日経等の正当化に利用するなど、これ大矛盾である。
しかも「『大日経』等は一代の顕教の中には含まれない」としながら、顕教である一代聖教中の「陀羅尼蔵」を『大日経』等になぞらえて最上であると立てることはまさに自語相違の極み。迷乱の極致である。
賢いことで有名な弘法が、こんな簡単な矛盾に気がついていないはずはない。
つまり、真言密教を最勝最尊と周囲に納得させるためならば、手段を選ばない、なりふり構わず、我田引水し、牽強付会し、無智な者どもなら分からんだろうとばかりの強引な解釈をしたものである。
まさに「無理を通せば道理が引っ込む」の典型である。