15/08/22 22:35:03.67 5+sdZXRZp.net
>>312
ほら、おぢさんが怒ってるよ(*^_^*)
法然が用事あって、他行しているそのあとへ弘法大師から使があったという。
そこで法然が心に思うには、これはわしが内々十住心論に就て難じていたことが聞えたのであるよな、と思って、そうしてやがて大師の処へ出かけて行くと、五間ばかりなる家の板敷もなく距てもなく、ただうちには西方を塗り廻らした壁の入口も何もない処がある。
大師はこの中においでなさるのだなと思ってまず外でコワヅクロイをして見るとその壁の中から「こなたへ」という声がする。
その声について入って壁の内を見ると更にその戸というものがなくて壁の崩れたところのみがある。
その崩れからくぐり入ると壁の際に居られた大師と胸を合せて抱き�