20/12/02 20:11:10.69 lWT/pWom0.net
ここまでは量子力学の初歩的な実験ですが、この実験で光粒子が壁の穴を通過する時、そのまま放置するのではなくどちらの穴を通ったか確認する作業をはさみます。
しかしどちらの穴を光が通るかを確定することは不確定性原理により出来ませんので、やむなくどちらか片方の穴を閉じておきます。つまり一つの穴だけを複数回通した痕跡と、もう一つの穴を通した痕跡を合わせてみますと、その痕跡には干渉痕が出て来ません。
これは「人が見ている時と、見ていない時では光粒子はその振る舞いを変えて来る」という結果を示しています。かなりシンプルにお話ししていますが、本当はもっとややこしい理屈が絡んできますが、ここではとりあえず「量子(非常に細かなもの)を扱うような事象では、人間の観察(もしくは思い・認識)が大きな影響を与える」という基本原則が存在するのです。
そもそも先ほど出てきました「不確定性原理」というのは、人間の観察限界を定めたものです。
この原理をいきなり歴史的な事象にまで適応するのは無理があるように見えますが、占いや予言という人間と深く関わる出来事に関しましては、重要な関係性を持っています。
本来量子力学がある程度確立した段階で、科学はすでに人間の観察限界を超えたカテゴリーに踏み込んでいたのですから、その時点で唯物論(目に見える物だけを信じるということ)を疑う姿勢がなければいけなかったのですが。
ここでは何がいいたかったのかを要約しますと、予言というものは存在するが、それがそのまま実現するかどうかは人がその予言を前もって感知しているかどうかによる...つまり予言の成就の前に人がその予言を知ると、予言内容は大小あるが変更される...ということです。そしてその大小を決めるのは、知った人の思いの強さというのが大きく影響してくるのです。特に黙示録というような人類全体の運命を決定するような予言に関しましては、人類全体の思いが関わってきますのでそのブレは大きくなります。
そういうことをあらかじめ確認して頂いてこの黙示録をお読みください。
またこの本では、人類のそうした思いにより変更すると困るような重要な事象は書かないようにしてあります。