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初期仏教においては誰でも出家出来た、または出家しようと
思う人を僧団が受け入れ、在家信者が支える環境が合った。
日本に仏教が伝来した当時、僧侶となるのは朝廷の許可が
必要だった。そして僧侶を支えていたのは貴族階級だった。
民衆と関わりがあったのは聖。
そして彼らは正式な戒律を授かっていなかった。
僧侶も在家信者の立場も初期仏教のそれとは違うけれど、
日本において誰でも僧侶になることに身分の区別がなくなり、
誰でも自分の好きな寺や僧侶を支えることが出来るように
なったのは、現代になってからじゃないかな。
もちろん戒律を守らない僧侶やそんな僧侶のいる寺を支え
ないのも自由だよ。