18/09/30 20:50:34.51 HfSBMROoZ
>>347
おっさん失礼やなー
オラは子供の頃からてっちゃんだから、電車とオラは固い絆で結ばれとるんですよ。
昔の電車はモーターと直列に抵抗入れてたんで発熱が大変だった。ちなみに直流モーター
マブチモーターのアレですな。
サイリスタが登場して、電流を小刻みにON-OFFすることで出力制御するようになり、
これならON時は0Ωで電流最大、サイリスタ部の電圧は0Vに近くなり、OFF時は∞Ωで
電流0A、電圧は最大。つまりサイリスタ部分での無駄な電力消費がなくなり、無駄電力
消費が減った。
最近はACモーターが主流で、ローターは永久磁石、ステータに三相コイルが
巻いてあり、三つのコイルにコンピュータが順番に電流を流すとローターが
回り出す。コイル電流の周波数で回転速度を調整するわけです。
整流子がいらないのでブラシ交換が不要でメンテナンスフリーです。
ステータに流す電流は当然スイッチング式(チョッパ)ですが、コイルに流す電流波形は
効率のよい形があって、大体サイン波に近い形をしています。普通にスイッチングすると
矩形波(四角いデジタルな形)になってしまう。そこで搬送波といってそれよりも高い周波数
でスイッチングを行い、理想波形に近づけています。(ラジオ電波みたいなん)
最近の電車は、発車時にウイーン、ウイーンと変速機みたいな音をさせてますが、
搬送波周波数と、コイル電流周波数の二つが同時に上がって行ってるんじゃないかな。
VVVFという和製英語の制御方式でして可変周波数可変電圧という意味です。
回転の増加に合わせて周波数と電圧を高くするという意味らしいです。
ま、効率良くなると廃熱が減るので暖房に回すほどでもないのかもしれんですけど。