18/05/23 13:02:45.76 QCef7l/0E
>外国から購入して支払えば、金は国内に循環せず、これは【 ストレートな損失 】。
>医療行為は、確かに国内の資金循環だが、病気は【 人的活動の阻害で損失 】。
それはそうなんだけど、俺の言いたい話はちょっと違う。
お金の移動する方向、かな。
日本と外国とのお金の流れを考えてみる。
1)日本から外国へ金が出て行く。
日本が外国から資源・エネルギー・外国産生産物などを輸入したとき。
2)外国から日本へ金が入る。
日本が外国にモノを輸出したとき。
自動車を外国に売れば、外国から金が入る。ただし、その中の自動車を作るための
鉄・アルミ・エネルギーなどは外国支払いとして差し引かれる。残りが企業や国内労働者の人件費などになる。
3)日本から日本へ、金が国内循環するとき。
日本人労働者が生産し、それを国内で売れば、日本人客から日本企業・日本労働者に金が支払われるので、
国内移動だけ。金の増減はない。
ただし、生産に要した資源やエネルギー(鉄・アルミ・石油)は海外支払いになり日本の金は目減りする。
また、自動車などの場合、製造後、ユーザーが走るためにエネルギーが必要になり、それも海外支払い。
大体の感じとしては、日本一家の家計簿の、輸出が収入になり、輸入が支出に該当する。
内需消費というのは、ほとんどの場合、資源・エネルギー・海外製品の使用が前提なので
金は減少方向に向かう。
最良値は江戸時代のように国産農産物、国産材木、太陽エネルギーなどを使用した場合であり、
海外支払いはゼロ、ただし、海外からの金は入らないので、内需によって金が増えることはない。