17/10/01 21:02:42.58 Hw+mA0jkN
> 要するに1L超えでも4気筒にせず3気筒ででも低振動性とスムーズさを確保する話
3気筒の振動成分で主な振動成分は1~2次スリコギ偶力振動と1.5次燃焼トルク振動だ。
今や1次スリコギ偶力バランスシャフトを採用する方法は廃れ、
60゚V6や90゚V8同様に各クランクウェブに慣性往復力カウンター用バランスウェイトだけでなく、
慣性スリコギ偶力カウンター用バランスウェイトも配分させる方法が最も普及している。
今はクランクシャフトの両端にあるクランクプーリーとフライホイール
(フライホイールを持たぬAT車用エンジンはドライブプレート)に
スリコギ偶力カウンター用バランスウェイトを配分する方法が
最も効果的かつ軽量な上に機体拡大無く可能である。
2次スリコギ偶力は60゚V6と90゚V8同様に何らカウンターウェイトを用いる事なく残留させた儘とし、
エンジンマウントで制振・吸振させるのみとしている。
残る1.5次燃焼トルク振動は、丁度クランクシャフトの1.5倍速で回しているオルタネータに
バランスウェイトを併設する事で3気筒特有の燃焼トルク振動を軽減させる。
これにより2次慣性カウンターシャフトを装備してない直列4気筒より低振動にする事も可能。