16/07/08 09:54:17.10 wQ2nLW5x/
>>66
□ 考え方を、もう一度整理しますと。
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A.【 ターボ過給エンジン 】 = ピストン機関とフリーガスタービンを、並列的に合体したエンジン。
B.【 ターボコンパウンドエンジン 】 = ピストン機関と排気タービン軸出力を、合体したエンジン。
C.【 機械過給エンジン 】 = ピストン機関軸出力で駆動する機械式過給機で、過給したエンジン。
D.【 ターボコンパウンド過給機関 】 = ピストン機関と排気タービン出力を合体し、過給機も駆動。
E.【 電動ターボエンジン 】 = ピストン機関に、排気タービンなどで得られる電力でターボ過給。
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【 A方式 】は差し詰め、出力の伴わないガス発生のみの【 フリータービン 】と言えるのでしょうが、
ルクレールの場合は、発電機を回すことも考えられているらしく、【 ピストン機関とガスタービン 】
を合体したエンジン、と言う形態に成るのでしょう。
そして論文が読めないのは残念ですが、【 74式戦車の三菱10ZFエンジン 】が本当に、ターボ
コンパウンドだったとすれば、【 D方式 】と言う感じだと考えられます。
出力を合体したターボコンパウンドではなく、【 排気タービンで機械的過給機を駆動する方式 】も、
実施例などは知りませんが、実用になるのではないでしょうか。