17/06/22 06:39:06.40 cscRa7T3h
>>555
> 元ホンダF1総監督 、桜井淑敏氏に聞く
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設計図を見た当時の社長が『これはなんだ!
こんなエンジンは俺が目の黒いうちは作らせない』と帰っていき、
いままでレースに関わっていたベテランたちもみんな席を立って出て行きました」
それでも、桜井さんは諦めなかった。
会議室に残った若手が動揺する中、
帰った人たちが言うというとおりにやっていたら何も進歩しない。
これまで上手くいっていないからこそ我々世代が考えたことを貫かなければ、
と新たなエンジンの製作を推し進めていく。
社長が反対しているため、
ベテランのエンジニアやメカニックに協力が得られない中、
若手が時間を掛けて組んだ新エンジンはテストでいきなり800馬力を発揮し、
しかも燃費は30%も向上した。奇跡が起こったのだ。
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↑↑↑この箇所は、
実に面白い内容だと思いました。【 このスレの表題にピッタリの物語 】です。
レース用エンジンでも【 熱効率が重要 】だと、直感的に閃いた鬼才技術者と、
説明されてもまだその意味が理解できなかった、
他の【 凡人技術者との鮮明な格差 】が、大変良く判る事例でしょう。