16/08/09 06:36:52.79 0Aad+zxpu
>>123
> Almen A-4 barrel engine
> duke engine
↑上の双方のエンジン共に、斜めになったクランク大端部に、ベアリング(回転軸受け)が入って、
それを介して揺動アームが取り付く形式で、これらは【 Zクランク 】などと呼ばれる方式です。
欠点は、ベアリング部分に比較的大きな力が加わり、軸受けの直径も大きく重くもなりますので、
多少、【 回転抵抗が増える欠点が有る 】ことでしょう。
● Google画像 カルダン十字継手
URLリンク(www.google.co.jp)
それらに対し、ピストンの動きを伝える揺動軸アームの中心部には、>>111 ←【 球面軸受 】や、
↑【 カルダン十字継手 】を配置し、アームの中心部から突き出た軸を、みそすり運動させれば、
その軸端の旋回運動から、効率よく回転運動が取り出せることに成り、既に軽量に作れることも
判明していますし、大きなころがり軸受も必要なく、それに伴う回転抵抗も発生しません。
但し、現時点での実施例は存在ないようですし、特許も調べてない状況で、図や動画による明快
な説明の出来ないところが、少し残念なところですね。
そして、>>111 > Green Steam Engine などを、【 みそすり軸旋回方式 】と紹介していましたが、
よく見れば、出力軸のクランク部には、ベアリングが入って結合されている構造のようなので、
これもどちらかと言えば、【 Zクランク方式 】と考えた方が適切かと思われます。また搖動形式の
シリンダーは高速回転には向かず、どちらかと言えば【 古いスタイルの機構 】と言えるのでしょう。