16/06/08 11:45:04.09 x7ueEAm7.net
>>904
質問というより、本当は否定なんだよ。
空気を圧縮するために二つの方法を考える。
1)シリンダに空気を入れてピストンで圧縮する。
2)ターボで加圧する。
この場合、物理的に考えて圧縮するための純粋な仕事の他に、様々なロスが生じる。
純粋な圧縮仕事は不可避だが、ロスは極力減らしたい。ロスの少ない方法が効率が良いということだ。
1)の方法は純粋な圧縮に非常に近い。
2)は圧縮の過程でタービンを回したりいろいろと複雑である。
普通に考えてロスの少ないのは1)だ。
○実際にはシリンダ=ピストン間に摩擦があるが、これはターボエンジンでも同じだ。
○圧縮過程で熱の発生、放散があるが、これはどちらが大きいのかよくわからない。
○シリンダ=ピストン間の空気漏れはいくらかある。しかし、ターボの空気漏れよりは少ないだろう。
タービン羽根とケーシングのクリアランスは、ピストンリングとシリンダの隙間よりもずっと大きい。
○NAは吸気の全行程を使って空気を吸入するので、吸気弁流速は低くてすみ、空気抵抗が少ない。
対してターボでは吸気行程後半の一瞬で加圧空気を入れなければならず、空気抵抗が増加しロスが増える。
これだけ