15/09/21 21:12:37.98 fkTn6MLI.net
スイッチングレギュレータってのは良いテかもなぁ。
オルタネータの出力電圧制御をするICレギュレータをスイッチングレギュレータ+
昇圧回路にすれば良いのだよな。
自動車の充電回路というのはこんな感じ。
1)オルタネータ(交流発電機)をエンジンのクランクプーリで回し発電する。
(交流発電機とは言っても、ダイオードを内蔵しているので出力は直流)
2)オルタネータのB端子とバッテリは直接つながっていて、そこにいろんな
電気回路がぶらさがっている。
3)B端子の電圧は常に13.8~14.8V程度になるように制御されている。
オルタネータ内部には回転するロータコイルと固定のステータコイルがあって
ロータコイルの電流(フィールド電流)を増減すると、オルタネータ出力を変化させることができる。
エンジン回転数が低いとき、負荷電流が大きいときはB端子電圧が13.8Vより
下がるので、フィールド電流を増やして、B端子電圧を上げる。
逆に回転数が高かったり、負荷電流が少ないときはフィールド電流を下げて
B端子電圧が14.8V以上に上がらないようにしている。
鉛バッテリの素の電圧は12.6Vなので、それより若干高い目の電圧をキープして
常にバッテリを軽く充電しているという感じですか。
問題は、エンジン回転数が低いときは、フィールド電流を最大にしても、発電量が
追いつかず、B端子電圧が下がり、バッテリが放電気味になってしまうこと。
そこでICレギュレータに昇圧回路を組み込んで、B端子電圧が下がった場合、
より大きなフィールド電流を流してやれば、B端子電圧を規定値に維持することが
できて、バッテリの長寿命化になるのではないだろうか。