15/08/12 00:20:23.28 uZNAdcfh.net
エンジンの場合の効率は、燃焼によってで高圧になったガスの圧力を
回転力に変換する効率でもあるから、いろいろな要素が絡み合ってると思う。
ピストンが下方向に受ける圧力が、どれだけの効率で回転力になるかという事だから
上死点付近と下死点付近は効率が低い。
クランクピン中心の回転軌道円に対し、コンロッドの軸が接線となる位置では、
スラスト角がある為に、ピストンとシリンダーの摩擦を0と考えると力は増幅される。
油膜の性能に大きく左右される部分だといえるでしょう。
そしてクランクが回転等速運動であっても、ピストンはその位置まで加速していて
加速度を増すエネルギーは熱膨張圧力である。
ピストンが減速に入ると、ピストンの移動速度を落とす事でクランク回転の助力になるが
その部分でも、オイルの性能で左右される。
同一排気量のエンジンでもボアストロークが違う場合は、燃焼室やシリンダー内面積の
大きさによって変わる冷却損失以外にも、上記した機械的部分の損失の違いがある。