15/07/30 22:33:50.96 FrqY8D0s.net
-エンジンオイル缶に書かれてる数字の意味-
オイル粘度は温度の影響を受けるため目安として表示されている
自動車での使用を前提とした物なので使用状況に応じた表現をすると
左側は『低温で粘りが出てもオイルポンプで吸える程度の柔らかさを維持している目安』
(低温になるとロウ分が固まってシャーベット状になる。Wはそれ対策済みという意味)
外気温が 0Wは-35℃ 5Wが-30℃ 10Wが-25℃ でもオイル吸えるよという具合
右側は『100℃での粘度と150℃での高せん断粘度を測定して格付け』したもの
運転時に 20は粘性抵抗少ないけど無理したら油膜切れるかも夏場はキツイ
40は普通使用ならまず大丈夫 50は多少過酷な状況でも頑張るぜ という意味
冬場は低粘度で夏は高い粘度へ交換するのがエンジン馬力を使い切る方法
高温にさらされ続けるレーシングエンジンでは粘度によるフリクション増加を受け入れた
上で60を使う事も。逆に低出力のエンジンではフリクションを嫌って低粘度を使う