13/03/06 18:37:38.72 hUBwpT1H.net
加給とNAの効率の比較で、加給を 1 とするなら
NAを 1.4 の行程容積に仮定した場合に
充填効率100%としたなら、加給エンジンの吸気量は1×1.4=NAとなる。
だから膨張行程のが同じオットーサイクルにおいては
膨張容積でNA 1400cc 加給 1000cc となる。
これは効率が低下する事を意味するが、加給で効率が上がる部分は
質量、面積のダウンサイジング効果のほかにも膨張行程容積比がある。
これも燃焼室容積のダウンサイジング効果になる。
比較する行程容積が違うので、ストロークを同一としボアで行程容積を変える。
ピストンにかかる圧力×ストロークが力になるから、ピストン圧力=ボアの面積。
ストロークが同じなので、ボア面積は (NA)1.4 : (加給)1 の比率。
しかしボア面積が同じでも、燃焼室容積が小さい事で上死点時の圧力が違う。
圧縮比を10と仮定し時に燃焼室容積が
(NA)140cc(加給)100ccとなり、膨張行程の容積比は変わらないが
空間に同量の空気が存在するので、燃焼時に発生する圧力は
加給の方が高くなる。
NAが104.7気圧 加給が146.7気圧 が断熱計算上。
加給のボア面積がNAの71.4%で、NAの圧力が加給の71.4%になる。