13/05/05 15:07:54.33 dBfqVHBe.net
>>570
何度も書いたが、理解できないらしいな。
加給で落ちるのはポンピングの効率であり、膨張工程の縮小による圧力の廃棄。
実圧縮比は一定以上の加給圧ならば実圧縮比は上昇することが理解できるかな?
実圧縮比が高く容積が少ない(同一空気量時)場合は、高圧縮比の高効率エンジンの
膨張行程を工程終盤から排気バルブの開弁までを捨てた状態になる。
膨張行程の動力発生は前半部分がほとんどで、後半部分は切り捨てても影響が少ない。
排気バルブが下死点前30度で開き始めても、早期にバルブの有効面積を確保する設計が
NAエンジンであっても常識となっているのは、そういう理由。
冷却損失を考えれば、ボアストロークを4倍にして冷却損失を16倍(4の2乗)にした時
容積は4の3乗で64倍になるくらいは、解るだろ?
同じ比率のボアストロークで考えても、4倍の冷却損失があるボアストロークが4分の1の
レシプロ機関は、上死点時の最高温度で熱損失が大きく差が出る。
実圧縮比が高くなり、空気密度が上がればその差はもっと開く事になる。
超大型機関は通常、超ロングストロークである事を考慮すれば、さらにその差が大きくなり
熱伝導率を考慮すれば、さらにその差は広がる。