エンジン技術at KIKAI
エンジン技術 - 暇つぶし2ch250:エンジン工学屋
13/03/24 15:16:40.37 KyTnsoqo.net
>>244>>243
> いやあのね、燃焼速度は回転数が上がると勝手に速くなるのよ…

圧縮によって分子間が狭くなるから速くなるのは解るが、アイドリングや
低速回転時に効率が良い位置で点火すると考えると、
やはり圧力は上死点付近で、最高値ではないが十分に上がっているはず。

ならオットーでいくら上死点付近で容積変位スピードを高めた実験をしたとしても
オットーでは実験も出来ない事になる。

あのエンジンは上死点後45度前からから、圧力を回転に転化する効率を
かなりの領域で99%以上を保持する。
それが実験では不可能なのではないか?
回転動力への転化効率がいいから、容積の拡張スピードを速くしても
圧力が想定範囲内の状態である限り、オットーと機械的比較だからトルクは上がるでしょ。
通常のクランクは回転と供にコンロッドが傾き、その大きさであるスラスト角度に伴い
ストロークの速度を増していく。
スラスト角度が無い状態では、容積が最小でも回転力は発生しない。

図のオットーのストロークも87.42mm、上死点後15度では2mm弱のストローク。
回転力への転化は、ピストンが受ける圧力の 32% でしかない。
このエンジンは95.9%と効率が違う上、容積拡張速度も10%以上速い。
この領域で容積の変位スピードが速い事は、熱損失がかなり減る。

> 続く179度で残りの1%ストロークする機構があったとして、
> これの効率は普通のクランク機構より良いのか?悪いのか?それとも変わらないのか?
> そう言う話

ピストンエンジンは140度程度しか動力を受けていない事はバルブタイミングで判る。
その工程はオットーと殆ど変わらず、クランクオフセットがあるオットーの工程くらい。
上死点付近と下死点付近で圧力を回転力に変える効率が高い事が特徴。


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