13/03/22 13:26:17.73 I9+HVuW/.net
>>228
そんな事は前も書いたが、静圧ではなく動圧がタービンを
回転させているんでしょ?
何気圧もある膨張行程後の圧力は容積制限が無くなり(排気バルブ開)
圧力降下と同時に体積の拡張をするのが燃焼ガスの工程の流れ。
静圧と動圧の関係は全圧=静圧+動圧+損失
動圧は圧とは言うが、流動エネルギーであり空気の移動エネルギー
物質は粒子で出来ていてブラウン運動をしているから気体の場合圧力が生まれる。
その大きさが熱で、通常温度の-273.15度でブラウン運動は止まる。
ある一定の容積の中でブロック崩しの玉みたいに動き続けるピンポン玉があるとしたら
玉の速度が温度で、玉の数がガス密度に相当し、玉が壁に衝突する回数が圧力。
静圧が1.4気圧なら1.4倍の玉をタービンのフィンに衝突させる事になる。
その時に重要なのが玉の速度で慣性エネルギーで、これが相当高くないと
大気圧に逆らい吸気を加圧する事が出来ない。
吸気と排気では玉の数が若干排気の方が多いだけだから、タービンの損失を考えると
静圧同士で加給は絶対無理とわかる。
それに、タービンは密閉された空間を持たないから水車のように物質の移動エネルギーしか
動力を得ることができない。
ありえない話だが、排気から静圧を受けたかったら完全に塞き止めれば受けることが出来る。
100個の激しく動き続ける玉が容器から出ようとする力で、94個の玉が入った容器の蓋を
押さえ続けるのは静圧。
実際の燃焼ガスは流体で、玉を強い勢いで衝突させ、94個の玉が入った容器の蓋を
容積が縮小するまで押し込んでいる状態。
タービンのフィンも空気の衝突により、その圧力で稼動している。
タービンはガスの流動エネルギーで稼動し、静圧はそのガスの密度。