13/03/17 03:05:41.22 A6nXXXuK.net
ターボ加給はタービンで得た動力で作動しているにもかかわらず
吸気加給圧>排気圧力の上昇 と考えている人が数人いるらしい。
ターボでポンピングロスが減ると言い張る事が、おかしいと思わないのか・・・
膨張行程後のシリンダー内圧力が、かなり上がらないと吸気加圧は得られない。
4気筒であっても、排気工程以外の他3気筒分の容積を
静圧で加給圧以上にしなくてはならない。
ポンピングロスというのは、シーソーの片側が吸気工程で片側が排気工程で考え
どちらが下がるか? という事くらいは誰でも解る。
排気の場合圧力が排気管と同圧になるまで、排気管静圧以上の圧力がかかる。
そして高回転になるほど同圧になるまでの時間が、排気工程に占める比率が増えるわけ。
その時、圧力で排気バルブから噴出する燃焼ガスは、ロケットの推進力と同じ力が
ピストンに働く事は当たり前。
ペットボトルロケットは、子供も遊んでいる空気圧力を利用した物だ。
ペットボトルロケットには推進力を大きくする為に水を入れるが
加給エンジンの場合は、排気の静圧が上がることがそれにあたる。
ペットボトル2つに同じ圧まで空気を充填し、固定した上で推進力を計った時
高い気圧で噴射するのと、低い気圧で噴射するのとでは、どちらが推進力が大きい?