18/09/16 23:26:12.64 8Tr1+nBy.net
【ソウルからヨボセヨ】「犬肉、堂々と食すべし」と犬肉敬遠派の韓国人には説いている
日本で土用丑の日にウナギを食べるように、韓国では盛夏の 「三伏 (サムボク)」
に夏バテ防止として 「補身湯(ポシンタン)」 を食す風習が残っている。
犬肉の鍋だ。すりつぶしたエゴマの実と薬味を 混ぜたタレによく合う。今年は三伏
の最初の 「初伏(チョボク)」 が 17日だった。2番目の 「中伏(チュンボク)」
は27日だ。
初めて犬を食べたのは1993年に韓国北西部の江華島 (カンファド) で。
対岸の北朝鮮黄海道 (ファンヘド) 出身のおばあさんが、アルミの洗面器のような
鍋で犬肉を煮てくれた。97年に中国吉林省延辺 朝鮮族自治州の開山屯で食べた補身
湯も忘れられない。中朝国境を流れる豆満江のほとりの店で、素焼きの鍋にニクロム
線を入れドロドロに煮込んだ犬肉を味わった。
補身湯のルーツは北方との説があり、いずれも野趣に富んだ絶妙な味だった。
今日ソウルで食べるものより、元来の味に近いと信じている。その補身湯、
韓国ではこの時期になると 「犬を食うか、食わないか」 と必ず論争の種になる。
女性や若い世代は 「かわいそう」 と敬遠。欧米や動物愛護団体からの圧力のせいか、
腰が引けている感もある。
食べるのはペット用ではなく食用犬。しかも、犬肉料理はれっきとした朝鮮半島の
伝統食文化である。第一、うまいものはうまい。
「犬肉、堂々と食すべし」 と犬肉敬遠派の韓国人には説いている。 (名村隆寛)
産経新聞 (2016.7.20)
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