21/10/14 01:05:29.29 RO1ger/Ux.net
ミヤマクワガタ
埼玉県では秩父地方に多いやや山地性のクワガタ
樹上性のクワガタで足元が長い
30年ほど前は小川町、川本町(現深谷市)の平地でも採集出来たが最近ではメガソーラーなどで採集ポイントが失われた場所も多い
地域にもよるが7月から8月前半にかけて発生が多い
樹液に集まるが高い木の上の方に居る事も多いのでとりあえず手当たり次第めぼしい木を叩く(蹴る)と落ちて来る
(くれぐれも木を傷付けないように)
樹種にあまり拘りは無いようで細い木の多い林にも結構居る
似た習性、採集方法のノコギリクワガタよりは振動に耐えて落ちて来ない個体が多いように感じる
埼玉県の場合、標高で3、400メートル程度有れば生息しているので地図等でポイントを絞ってから現地へ行くと良い
もちろんもっと高い地域(1000メートル級)にも居る
夜間部の街灯にもよく飛来する
(近年はLED化で難しくなった)
飼育は高温に弱いのでやや難しい
温度管理が難しいなら採集だけにして観察したら元の場所へ戻してあげてほしい
(街灯採集の場合は元の場所ではなく灯りのない雑木林へ)
産卵は低めの温度管理が出来れば可能
だが幼虫期間が長いので注意
ヒラタクワガタと同じように熟成の進んだマットで産卵、幼虫飼育は可能
基本的に成虫は活動を開始したひと夏で死ぬ