20/08/07 11:07:48.99 m4cBh6L6.net
>>464
小島渉氏の研究本は、蛹化の時に順次蛹化して行くプロセスとか、先に蛹室
作った個体の蛹室は壊されない理由とか解説してて、凄くために成った。
大ケースで大量飼育しても基本的には問題無い事が理解できた。
また、「幼虫が偏って存在する理由」に二酸化炭素を挙げてたり、多くの成虫
は日中、土中に潜ってるのでは無く木の枝の先端付近で葉の陰などで休んで
居る・・と解説されてて、それもワイルド採集の時の経験とマッチするんで合点
が行きました。ワイルド採集の時に意図的に早めに・・20時30分位の活動が開始
されそうな時間に探し回った時、自然界で見られるカブトムシは下から木の幹
を這い上がっている奴と、木の上の方から舞い降りてくる奴が居たのを不思議
に思ってたんです。で、初期の頃は下から這い上がって来る奴が目に付くん
ですが、盛期に成ると上から舞い降りて来る奴が多くなって行くように感じて
ました。下から這い上がってるのは羽化して出現直後の個体で、上から舞い降
りて来る奴は活動を本格化させてる個体で基本、昼間休むのは枝葉だと思うと
納得出来ました。