世界一の昆虫 リチャード・ジョーンズat INSECT世界一の昆虫 リチャード・ジョーンズ - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト350::||‐ ~ さん 14/01/21 17:25:57.37 sdGih73q.net 1900年、ハーバード大学の生物学教授ウィリアム・キャッスルは、 時間と予算が限られたなか、彼のもとで発生学を学ぶ学生たちのための実験動物を探していた。 ライフサイクルが極めて短く、取り扱いの簡単なものが望ましい。 キャッスルは身の周りに当たり前に見つかる小さな昆虫、キイロショウジョウバエを選び、 熟れすぎたバナナ半分と腐ったブドウ数粒と共に牛乳瓶に入れ、わずか2週間で200匹まで繁殖させることに成功した。 キャッスル教授の友人でコロンビア大学の動物学教授トマス・ハント・モーガンもキイロショウジョウバエを飼育していた。 ふつうこのハエの複眼の色は赤いレンガ色だが、ある日モーガンは1匹のハエの複眼が真っ白だということに気づいた。 そこでモーガンは赤眼と白眼のハエの系統を確立し、交配させたらどうなるかを調べ始めた。 以来キイロショウジョウバエは、常に遺伝学のありとあらゆる研究の最前線にいる。 白眼のあとにも茶色い複眼、オレンジ色の複眼、ゆがんだ背部、短い翅、反り返った翅、体色の青白いもの、暗い色のもの、長い脚、短い脚などが現れた。 家畜やペットの品種が何千年もかけて確立されてきたように、ショウジョウバエの体のあらゆる部分に異変をもつ個体群が、それぞれ系統として確立された。 卵から成虫まで7日間で成長するキイロショウジョウバエの場合、家畜なら数百年はかかる変異を、数週間で確認できるのだ。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch