世界一の昆虫 リチャード・ジョーンズat INSECT世界一の昆虫 リチャード・ジョーンズ - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト150::||‐ ~ さん 13/02/17 15:30:29.11 u2jNE0PV.net 昆虫はにおいからさまざまな情報を得ている。 例えば花のにおいは、蜜や花粉がある方向を教えてくれるし、葉のにおいは、幼虫の食物になり得るかどうかを教え、卵を産む場所を決めるのに役立つ。 風に乗って運ばれてきたフェロモンでパートナーを見つける。 昆虫の嗅覚器官は触角にあり、さまざまな形をした針のような突起や孔から、空気中の化学物質を感知する。 感度が非常によいため、メスがオスをひきつけるにおいの、たった1つの分子でさえ感知することができる。 くさい昆虫としてよく知られているのは、おそらくカメムシやヘリカメムシのなかまだろう。 しかし最もくさいのは、ガのなかまであるオオボクトウガの幼虫だ。 英名は「ヤギのガ」という意味だが、名前の由来は、翅の模様でもなければヤギとのかかわりでもない。 この大きくてずんぐりといた幼虫のにおいが、ヤギのオスのにおいに似ているからだ。 151::||‐ ~ さん 13/02/17 15:31:14.71 u2jNE0PV.net 幼虫は3~4年ものあいだ。 ヤナギ、ポプラ、カシといった木の幹のなかで成長する。 たくさんの幼虫が集まってすむこともあり、そのような木は樹液を吸い尽くされて深い穴だらけになり、多大なダメージをこうむる。 オオボクトウガの発するにおいは強烈で不快きわまりなく、かなり離れた風上でもにおう。 ほかの多くの甲虫やハエはそのにおいに誘われ、ダメージを受けた木に卵を産みにくる。 なぜヤギのオスに似た悪臭なのかはわかっていないが、フェロモンのような役割を果たし、 ほかの種のボクトウガにも卵を産みにくるよう呼びかけ、将来のために、さまざまな遺伝子を集め雑種を確保しようとしているのかもしれない。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch