13/06/08 00:02:44.10 EAHQyUWg.net
>>858-860
釣りだとは思っていても笑えない自分も居る
実は私も30数年前に10センチはあろう事かというヒラタを見ている
私の住んでいた東海の田舎ではクワガタバトルが夏の一番の人気遊び
幼稚園児からクワガタ採取に嵌り夏休みだけでヒラタを100匹以上は捕まえていた
キープするのは60ミリ以上、毎年数匹しか取れず最高でも62ミリ止まり(物指で正確に計測)
しかし、60UPのヒラタでも70UPのノコギリに歯が立たず、学校のクワバトルではノコギリが上位独占だった
クワバトルに一番人気のノコギリクワガタの70UPは地元では殆ど採れず、当時でも店で買っていた
売っていたのは、山も持っている園芸店で夏のみクワガタを販売、偶然だが私の同級生の家だった。
特にクラスも同じになったこともなく特別に仲も良くなかったが私はその店のお得意さまで
クワガタが入荷する度に電話をもらい1匹居るかどうかの70UPのノコを買わせてもらっていた。
そこの家の同級生は毎年数千頭のクワガタを見飽きてるせいかクワガタに興味のない地元では珍しい子だった。
中学生になった夏のある日、入荷の電話をもらい店に行くと珍しく同級生が顔を出し「凄いのが入った、見てみる?」と声を掛けるではないか
初めてそいつの家に上げて貰い大きな樽の中から見せてもらったのがその化け物
70UPのノコ・60UPのヒラタを見慣れた私が「おお!!!」と声を上げる異常な大きさ
測った訳ではないが70UPのノコ・60UPのヒラタが子供に見えるそいつは10センチ程だろうか?
同級生は「オオクワガタだよ」と言っていたが、大顎の形状からヒラタなのは当時の私の知識からでも明らかだった
そいつを見たのは私だけではなく、今でも酒の席で話題に昇ったりする。
ちなみに私の近くには有名な輸入港があり直径数メートルの広葉樹が数万本港に転がっている
当時、サソリやら珍しいトカゲやらも見つかっておりテレビの取材も来ていた
あのヒラタもそんな異邦人だったのかもと推測している