21/08/28 13:41:05.31 lRXU7F20.net
ワクチン様子見である素人の俺が、「新型コロナウィルスが人に感染するときって、細胞レベルではどんな状態になってるの?」を解説してみた。これは素人の俺が色んな報告書と論文を読み合わせて作ったもので、間違いが沢山あると思う。指摘してほしい。
ワクチンを知るためには、新型コロナウィルスのことを知るが手っ取り早くない?
ワクチンは、新型コロナウィルスのスパイクタンパク質のmRNA(設計図)が有効成分なんじゃないの?
解説をするにあたり、必要不可欠なのは、
・アンジオテンシII
・ACE2
なので、これらについては最初に説明を入れておいた。
ではよろしくお願いします!
■アンジオテンシIIとは
・アンジオテンシIIは、アンジオテンシノーゲンがレニンによって分解され、アンジオテンシIとなり、そのアンジオテンシIが肺から分泌されるACEにより更に分解されたポリペプチドである。
■ACE2とは
・ACE2は細胞表面に発現しているレセプターである。
・ACE2は、アンジオテンシIIと結合し血圧を下げる。
■新型コロナウィルスのスパイクタンパク質とACE2
・新型コロナウィルスは人の細胞と結合する際、ACE2レセプターを使うことが分かっている。
■新型コロナウィルスのスパイクタンパク質
・スパイク蛋白は、N端ドメイン(NTD)
受容体結合ドメイン(RBD)これらS1領域と
S2領域で構成されている。
・スパイクタンパク質は3本のポリペプチド鎖から構成され、スパイクタンパク質表面の多くのアミノ酸が、糖鎖によって修飾されている。
■人の細胞と新型コロナウィルスの結合
・ウィルスのスパイクタンパク質のS1領域のRBD部分が、S1領域から離れるようにACE2レセプターに吸着し、人の細胞とウィルスを繋ぎ止めるように固定する。
■RBDのアップ型、ダウン型
・新型コロナウイルスのスパイクタンパク質は「ダウン型」および「アップ型」の構造をとる。アップ型構造では、RBDがS2サブユニットから離れるように移動する。
スパイクタンパク質がACE2受容体に結合していないときは、ダウン型とアップ型を行き来して平衡状態を保っている。
ACE2受容体に結合すると、アップ型がより安定になることも分かってきている。
■ウィルスのmRNAを人の細胞内に誘導
・ACE2が、ウィルスのスパイクタンパク質を固定すると、人のII型膜貫通型セリンプロテアーゼ酵素が、スパイクタンパク質のS1領域を切断し、S2領域の断面を露出させる。
・スパイクタンパク質のS2領域の切片は水と馴染み難い脂質のアミノ酸であるため、脂質を含む人の細胞膜はウィルスの膜と融合し、mRNAを細胞に誘導する。
上記のプロセスを踏まえ、はじめて人の細胞が、ウィルス感染したといえる初期の状態と言えると思う。
ワクチン関連でよく言われている、AED、中和抗体、感染増強抗体、副反応などの用語を理解する為には、この感染初期状態がどのようなものなのかを知ることが大前提である考えたので、解説してみたニャン。