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マスクの次は? 欧州で広がる生活習慣の「アジア化」
2020/12/23
URLリンク(www.nikkei.com)
新型コロナ対策が長期化する欧州では、自主的に生活習慣を見直す人が増えている。
典型例がマスクの着用だ。これまで欧州の街中ではほとんど見かけなかったが、今や義務化されていない場所でもマスクを着用している人は多い。
他にも新型コロナの感染拡大を契機に、西欧で特徴的だった生活習慣が変わりつつある。異変は足元から起きていた。
「正直に言うと、コロナが怖かったからだ」―。
ロンドン在住のローラ・ジョンソンさんは、新型コロナの感染拡大以降、家の中に入るときに靴を脱ぐようになった。その理由をこう語った。
それまでジョンソンさんは、外で履いていた靴のまま家の中に上がり、トイレに入った後もそのまま室内で生活していた。
靴を脱ぐのは、寝室に入ってパジャマに着替えるとき。周囲の友人知人も同じようなライフスタイルで、以前は特に疑問を感じていなかったという。
だが、新型コロナの感染拡大が意識を大きく変えた。
英国では3月以降に急速に感染が広がり、死者も増加。
ジョンソンさんは、「感染リスクをできるだけ下げたい」と考え、生活習慣を見直した。
もちろん手洗いやマスク着用は励行している。
ただ、気になることがあった。外で履いていた靴は衛生的なのかという点だ。
いろいろなところを歩き回った後の靴は、新型コロナウイルスが付着しているかもしれないし、そもそも衛生的ではないのではないか。
自ら長年の生活習慣に別れを告げ、春以降は家の中で靴を脱ぐようになった。