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聖火ランナーのとんかつ店主、火災で死亡 生前は延期や新型コロナ影響を悲観
4月30日夜、東京都練馬区のとんかつ店で火災があり、店主の男性(54)が全身やけどで死亡した。男性は東京オリンピックの聖火ランナーに選ばれていた。新型コロナウイルスの感染拡大で大会は延期されたうえ、店も営業縮小に追い込まれ、先行きを悲観するような言葉を周囲に漏らしていた。遺体にはとんかつ油を浴びたような形跡があり、警視庁光が丘署は出火の経緯を慎重に調べている。
男性は28日、FBへの最後の投稿で、店舗の再開に向けて必要な消毒液が手に入らないことに触れ、「また振り出しに戻った」と先が見通せない苦しさを吐露した。この頃には5月6日までとされていた緊急事態宣言の延長が取り沙汰されていた。文末には「あなたの命を、家族を、大切な人を、社会を守るため、感染拡大を食い止める。その言葉を改めて心に刻みました」とつづった。
家族は毎日新聞の取材に「頭の中の整理が追いついていません」と話した。【土江洋範、最上和喜、鈴木拓也】
毎日新聞 2020年5月2日 01時01分(最終更新 5月2日 01時30分)
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