14/08/14 09:53:58.93 XIspegSi.net
最初に台湾に行ったころはまだ戒厳令が解けていなくて、
入境すると空港では産経と内外タイムス以外の日本の新聞も
没収されるという有様だった。
そのときは台湾語なるものは北京語がなまったもの程度だと思っていた。
今考えるとその時代に故・王育徳の「台湾語入門」など持ち込もう
ものなら特務にマークされたに違いない。
思想色のない一般日本人向けの台湾語の会話帳としては、
昭文社「海外旅行会話辞典 台湾編」が嚆矢であろう。
現在も版が重ねられているかは知らないが、そこからいくつかひくと
ありがとう:多謝(トーシア)
どういたしまして:免客気(ベン ケッ キー)
こんにちは:食飽未?(チアッ パー ベー)
お元気ですか:イ尓好無?(リー ホー ボー)
さようなら:再会/(ツァイ ホエ)
~に行きたいのです:我要去~(ゴア ベッ キー~)
どこですか?:何位?(トー ウィ)
何ですか?:甚麼?(シアン ミッ)
いくらですか?:若多銭?(ゴア ゼー ジン)
何でもありません:無要緊(ボー ヤウ キン)
ちょっと待って!:稍等一下!(ショー ダン チッ レー)
急いで!:請■緊ロ列!(チアン カッ キン レー)
おめでとう!:恭喜、恭喜!(キョン ヒー キョン ヒー)
助けて!:救命ロ阿!(キュー ミア アー)
今日は今イ子日(キン アー ジッ)、明日は明イ子再(ミン アー ツァイ)
と書いてあるがそれぞれキナリーとかミナツァイとか聞こえる。
地域による訛りとか音便とかがあるようだ。
再会、については「台湾鉄路千公里」に謎めいた記述がある
ので参照されたし(当時はそれがぎりぎりの表現だったのだろう)。