07/09/22 02:42:44 nPAanlLI.net
実はカラー写真の歴史は意外に古い。世界初のカラー写真は1861年、ジェームズ・クラーク・マクスウェルによって開発された。
1860年にマクスウェル氏はスライド映写を行い、三色の光の混合でさまざまな色が作れることを実証した。
彼は1861年、ロンドンの王立研究 所で公開実験を行っています。カメラのレンズに赤、緑、青のフィルターを被せて同じ被写体(静物)を三枚撮り、
三枚のネガを反転してモノクロのポジを作り、それを三台の映写機のレンズにそれぞれRGBのフィルターを着け、3台の映写機にポジを装填して
スクリーン上で画像を重ね合わせて「カラー画像」を合成する実験を行った。しかし、1861年の感光材料は「硝酸銀」を主剤にしていたので、
硝酸銀の感色性は可視光線の全波長に感じておらず、青い光は感じるが緑と赤の光には殆ど感じないので、実物の被写体の色とは違って、
カラーバランスの崩れたカラー画像しか得られなかった。なお、マクスウェル氏の本業は写真家ではなくて、物理学者。
↓が極めて初期のカラー写真
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世界初のカラー写真のネガ
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