21/09/02 21:40:35.68 vqbQRuwm0.net
16番蒸機の歴史は、軌間と縮尺の不一致からくる寸法妥協の歴史である。
プロポーション命のライパシ。デフとボイラーの位置関係は実物と似ても似つかぬもの。
12mmモデルと比較写真が雑誌を賑わせたことがあるが、無残と言う他ない。
昔の鷹揚とした時代なら笑って済んだかも知れないが、事実を知ってしまうと…
先般方南町から消えたS模型店のキューロクも有名。テンダ後部が長らく長方形の
まま推移。最終作でようやく12mmと同じ正方形になったが、言うまでもなく
生産数は多いとは言えず。昔の模型の相場が安いのは、それだけの理由があるわけだ。
それでも構わない、というなら、止めはしない。スクラッチに挑むくらいの気持ちで
精々力量を発揮すればいいだろう。12mmのキットを素直に組む方が早いと思うが。