HO名称論5at GAGE
HO名称論5 - 暇つぶし2ch16:鈴木
20/09/21 11:43:02.54 LLCIlqCj.net
戦前の日本には、今となっては首をひねるような悩みもあった。
TMS,No.675. 2000年11月号、p109、佐藤昌武筆
  これの0番での構想をするとき重大な問題に直面した。
  それは1/45でまとめようとすると、
  客車が欧米と対等の大きさの断面寸法を示すのに
  機関車の方はわが国最大の本形式(鈴木注、C53形式)ですら
  ボイラーは細く低く力量感に乏しいのである。
ここでは、
「模型とは単に実物の外形そっくりに縮尺した物」
という事を忘れ、
欧米並みの「力量感」付きな物にしたい、という奇妙な気持ちが書かれている。
私が知っていた範囲では、
  「Oゲージ日本型は1/45だが、
  SLに限っては外側設置式ワルシャート弁の模型化が困難なため、
  1/43も許す」
という事だったのだが、
その基底には、縮尺を歪曲しても、
国鉄型を、米国型と対等の模型(急行列車の機関車は客車よりも一段高く力量感アリ)にしたかった、
というある意味情けない、実物鉄道後進国の鉄模ファン心情があったのだろうか?
山崎氏は何度か、
「日本の鉄模趣味者は1067mmを狭軌とは思いたくない気持ちがある」
と、人ごとのように書いてるが、
山崎氏も、佐藤氏も、みなこういった心情を持っていたのだろうか?
と寒気がします。
勿論佐藤昌武氏が優れた自作主義者であった事は、
この程度のゲージ論ではゆるぎはしませんが。


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