20/09/20 23:08:50.88 0ruVhy3I.net
HO名称論ではないが、
鉄模全体の色々な規格を並べた作文として、
TMS,No.608、1996年1月から、
TMS,No.614、1996年7月まで"ターンテーブル"蘭に連載された、
"ゲージの変遷をたどる"赤井哲朗筆がある。
この連載全体を評するなら、
「オレの知らないいろんなゲージが随分沢山あったモンだ」
という程度の作文ですね。
どういう規格にせよ、その中には
規格を作った人の熱い思いが込められていたに違いないし、
特に鉄模特有の、車体縮尺と、ゲージ縮尺の間のズレ問題には、
皆悩んだろうと思うのだが、
そういう生々しい問題には余り触れていない。
私から見れば、
俗な意味で、ハートが無い作文ですね。
もう一つ。
書いた事の典拠を、ほとんど示されていない。
例えば、
1942年に16番ゲージの規格が発表された事に関して、
「1942年1月号の模型誌に」
としか書いてない。本当は"科学と模型"という雑誌のはず。
それらを我慢すれば
いくつかの有用な情報は書かれているから、
お好きな方ならば、読めばいいと思います。
例えば、
米国には1/96縮尺、15mmゲージの「Eゲージ」なるものが戦前あった、
とか。