懐古趣味の鉄道模型at GAGE
懐古趣味の鉄道模型 - 暇つぶし2ch2:名無しさん@線路いっぱい
19/06/19 19:42:26.88 A9m7j6OZ.net
「ひかり」の前に、「こだま」バージョンがあったの?

3:名無しさん@線路いっぱい
19/06/20 12:08:38.73 ElkIn5Rz.net
鉄道模型の懐古趣味、としないと、意味がとれないぞ。
これでは「鉄道模型は懐古趣味だ」と言っていることになる。

4:名無しさん@線路いっぱい
19/06/20 12:35:11.16 A4zZEqPI.net
>>3
ほぼそうだ、とも言えなくはない。

5:名無しさん@線路いっぱい
19/06/20 20:15:46.76 CWdwLOZ1.net
回顧だったら0ゲージをとりあげないと

6:鈴木
19/06/20 21:00:28.19 mD8cNsoj.net
関水金属C50にオハ31、 1965年発売
つぼみ堂森林Bタンク、 1950年代後半頃発売??
カツミシュパーブラインD51、 1961年発売
カワイモデルC11スタイル、 1950年代後半頃発売??
鉄道模型社ED17、 1950年代後半頃発売??
天賞堂EB10、 1963年発売
DV18、 1959年発売??
L5、 1950年代後半頃発売??
イプシロン鉄道、 1955年発表
モンカルライン、 1954年発表
ウエスタンコロラド、 1952年発表
北山麓鉄道、 1962年発表
陸蒸気からこだままで、 1961年-1963年連載
東京の空の下16番は走る、 1953年発表
鉄道模型工作技法、 1980年から連載開始
>>2名無しさん@
>「ひかり」の前に、「こだま」バージョンがあったの?
       ↑
"陸蒸気からこだままで"連載が好評だったので、
1965年に、こだま以後ひかりまでの絵を書き下ろしして、
"陸蒸気からひかりまで"の書名で単行本化した。

7:名無しさん@線路いっぱい
19/06/20 22:16:48.94 Hc4AElBb.net
タイトルうろ覚えだけど、その後の続編が
「ひかりに続く車両たち」だったかな

8:名無しさん@線路いっぱい
19/06/20 23:38:03.39 0G/rBfsX.net
URLリンク(i.imgur.com)

9:名無しさん@線路いっぱい
19/06/21 01:00:05.54 xBRY4JMr.net
イプシロン鉄道は1996年のとれいん誌1月号にも載っています。
素晴らしいセンスでデフォルメされたナローの作品たちが。
ディズニーのような、宮沢賢治のような、工芸品のような、おふざけのような、
あの世界観は好きです。

10:鈴木
19/06/21 03:06:49.53 WpYdhbUR.net
イプシロン鉄道の作者角倉善夫氏のTMS初登場は多分
TMS,No.53、1953年1月号、
0番ゲージ(32mm)の、"ワークカーとシングル・ドライバー"。
ワークカーは2軸の作業用電車。
この時既にイプシロン鉄道=Ypsilon freight wayを名乗り、
ワークカーの側面に"Y"の字が描かれている。
以上の作品は1952年10月、交通博物館の"第6回鉄道模型展作品コンクール"なるイベントで、
B級(多分成人クラス)佳作となった。
角倉氏はB級11番目だから評価は高くはなかった。
TMS,No.68、1954年4月号、
"イプシロン鉄道の車両たち"(高級モデルノートに再録)
標軌をYpsilon Express Line、
狭軌をPine Cone Valleyと名付けた。
この記事(中尾筆)はゴチャついて何が何だか解らないくらいだが、
要するにO(32mm)とOn2.5feet.(16.5mm) らしい。
TMS,No.88、1955年11月号、
"Pine Cone Valley"の鉄道名でOn2-1/2規格で"Existence"号を発表。(変わった車両30題に再録)
この作品は1955年10月、名古屋模型鉄道クラブの"第2回鉄道模型"なるイベントで、
特選(最上位)となった。

11:鈴木
19/06/21 03:26:03.94 WpYdhbUR.net
角倉氏の功績は、
「ファンタジックだが、ゲテモノではない」というTMS好みの分野を確定した事と、
On2.5ft. への道の一つを切り開いた事だと思います。

12:名無しさん@線路いっぱい
19/06/22 19:36:12.64 26wBj0Bq.net
「ゲテモノ」、懐かしい言葉だ。
正統派モノは高嶺の花で、仕方なくゲテモノにいってるうちに、そのゲテモノにハマったりしてた時代があった。
今は正統派モノでも手が届くものがある時代のようだ。
昔から見れば良い時代なのかもしれない。
鉄模趣味の話だが、他の趣味にも当てはまったりしてw。

13:名無しさん@線路いっぱい
19/06/23 00:13:55.20 QvLMLohR.net
>>10
角倉彬夫氏の間違いでは?

14:鈴木
19/06/23 00:38:40.90 S8gCO0jO.net
>>13名無しさん@
TMS,No.53、1953年1月号、 では
  「角倉善夫」
TMS,No.68、1954年4月号、 では
  「角倉善夫」
その"高級モデルノート"再録版、 では、
  「角倉彬夫」
TMS,No.88、1955年11月号、 では
  「角倉彬夫」
となってます。「角倉彬夫」の方が知名度が高いから、
そう書いた方が良かったかも知れません。

15:>>9
19/06/23 01:13:28.51 kO9LeQjS.net
とれいん誌No253号(1996年1月号)の記事「イプシロン鉄道への招待」では
「角倉彬夫氏」となっています。

16:鈴木
19/06/23 16:50:56.50 dYoBs2wP.net
>>9
    ↑
TMS,No.53、1953年1月号、p26
"0番ワーク・カーとシングル・ドライバー" 神戸 角倉善夫27才 筆の記事参照。
【私の鉄道は、Ypsilon freight way と言いますがいづれ客車が出来れば
Ypsilon Express Line に昇格する予定です。
"イプシロン"急行、何だか聞いたような名だとお思いでしょう。
でも別に"シンプロン急行"をもじったわけではありません。
私の名前のイニシアルをとっただけです。】
つまり、「善夫」の頭文字「よ」=「Y」なんじゃないですか?
角倉模型になじみが無い人に説明すると、
氏の模型のほとんどの側面に、太った活字で「Y」とレッテルが貼ってあります。
そして、ラテン文字の「ワイ」はギリシア文字の「イプシロン」に相当します。
トレイン誌が、TMSに初回発表から43年もたってから、どういう意図で、
角倉氏を引っ張り出したのか? は解りません。

17:名無しさん@線路いっぱい
19/06/23 18:10:51.71 0YqY31wm.net
鈴木g3ウザい

18:>>9
19/06/23 18:52:22.42 kO9LeQjS.net
トレイン誌のイプシロン鉄道の記事は、角倉氏の夫人と息子さんが
角倉彬夫氏が亡くなられて25年間大切に保存してこられた作品達を披露してくれることになり
その記事とともに、紙面にカラー写真でお披露目された、という趣旨の説明があります。
記事は、夫人、息子さんと、当時氏と親交のあったモデラー3氏の座談会形式となっています。
3氏とは、工シリーズの澤田氏、イースタンバレイ鉄道の田中氏、岸和田軽便鉄道の中村氏。
ちなみに座談会の司会は誌の松本氏。
なぜトレイン誌が引っ張り出したのかはマツケン氏にでも聞かないとわかりませんが。
TMSが無関心に放置していたからってのもあるかもしれませんね。

19:鈴木
19/06/24 07:13:20.30 ZE8BMs+n.net
「イプシロン鉄道」という、日本語としては馴染みの少ない名称だが、
ちょっとカッコいい名前であり、
その車体側面に大きく貼られた「Y」の字が
作者の名前「角倉善夫」という名前に因んだものだ、
という事を書いた方が
角倉氏の思いが十分に伝わるんじゃないかな。
遺族や老友がお持ちの想い出を書くのもいいが。

20:名無しさん@線路いっぱい
19/06/24 08:17:22.58 5dWRu51M.net
>>12
ガーネットやアメジスト、トパーズ、ヒスイみたいな「国産宝石探し」とかなw

21:名無しさん@線路いっぱい
19/06/24 23:45:53.16 1zhZGMXy.net
>>20 >>12
正統派モノのあの人は高嶺の花で・・・・とか
そっちの趣味が実は「その他の趣味」かもね

22:名無しさん@線路いっぱい
19/06/26 22:23:52.16 XkjZ0/vH.net
「ゲテモノ」「自由型」「ムキ」、この種のものが好みだったが
今はほとんど死語かな。

23:名無しさん@線路いっぱい
19/06/26 22:32:54.96 Oldn+rkv.net
旧客のサッシが他と違う位でゲテモノ呼ばわり。真のゲテモノはなんかえぐいが味のある奴さ。

24:鈴木
19/06/26 23:05:49.00 LXnpJNHT.net
>>22
「ゲテモノ」
皆が実物に詳しくなったから、相当奇異な実物でも、
ゲテモノと見做さなくなったのではないでしょうか。
TMS特集シリーズ"ゲテモノクラブ"(TMSNo.18からの再録)に依れば、
シェイが挙げられてるが、現在シェイをゲテモノと見做す人はほとんど居ないでしょう。
「自由型」「ムキ」
山崎氏は、16番国鉄型は元々車体縮尺とゲージ縮尺が食い違ってるのだから、
あまり実物の細部にこだわるのは墓穴を掘る事になる、と知っていたんだと思います。
しかしながら、現実の16番は実物の細部にこだわる方に突き進んだから、
結果として「自由型」や「ムキ」は不人気になったのでしょう。
それと戦前は「自由型」はごく普通にあった。
車体側面に、カッコいい英語をデカデカと描く夢の電車みたいのが普通にあった。
戦後だが、中尾氏の16番秀作ハドソンも、除煙板に派手に「Queen of Queen」と白文字で大書してます。

25:名無しさん@線路いっぱい
19/06/27 23:12:05.57 HBE6Y/qn.net
国鉄民営化してからのJR車両に、模型の「自由型」は抜かれたかもしれずw。

26:名無しさん@線路いっぱい
19/07/22 14:09:04.60 Q85hyTMp.net
ムキ
どなたか解説よろしく

27:名無しさん@線路いっぱい
19/07/25 00:52:54.45 5H4FCAH0.net
>>26
これなど如何?
URLリンク(blog.goo.ne.jp)

28:名無しさん@線路いっぱい
19/07/25 01:41:11.53 5H4FCAH0.net
>>26
上記>>27出典(引用感謝)にあるように、「ミニカーブのクリアが容易」で「見た目のバランスの点でも有利」ということでしょうか。
下記のような発端です。参考にどうぞ。
『「ムキ」と言うのはトム、ワム、タム程度の2軸単車の下回りだけを
2軸ボギー化して、トキ、ワキ、タキ、のような雰囲気の車輛に改造
してしまおうと言う話です。その昔のTMS(鉄道模型趣味)誌に
「夢(ム)を気(キ)にする話」と言う記事があり、それが発端となります。』
上記の出典はこちら(引用感謝)
URLリンク(g-gauge.world.coocan.jp)

29:鈴木
19/07/25 18:01:24.62 iliwavD6.net
>>28名無しさん@
記事内容はご説明の通りです。
"夢を氣にする話"は、TMS,31号、1951年4月号p126、赤井哲朗筆。
その後、
TMS特集シリーズ、"作品20題"p21、1957年に再録。
"作品20題"には中尾豊氏のムキ貨車集の写真が載ってるが、
その連結器はベーカーに似てはいるが、少し小型。
自作ベーカー?
或いは砧型連結器?

30:名無しさん@線路いっぱい
19/07/28 07:50:59.68 38plRW98.net
26です。
「ムキ」の解説と参考文献のご紹介ありがとうございました。なるほど短い車体のボギー車輌は、たしかに独特なマンガチックな雰囲気がありますね。井笠の貨車とか「ムキ」の香りがします。
今後もよろしくです。

31:鈴木
19/07/28 10:21:32.40 PYD7Z+vs.net
TMSでも1950年代までは、自由形の模型発表がかなり多かったです。
これは戦前の流れを引き継いだものです。
1960年代になると、
実物の外形を観察して、キットにコチョコチョとディティールを付加する人が増え、
自由形も、ムキも、人気がなくなったんだと思います。

32:名無しさん@線路いっぱい
20/02/15 08:24:04 Cx8mHbRk.net
1960年代に入ると高度経済成長でそれまでは自作が主流だった鉄道模型もB型電関や宮沢のC58など、徐々に完成品が増えてきたのでしょう。
雑誌(1960年代当時は事実上一社)の記事も広告を掲載しているメーカーの製品と競合するような16番のフルスクラッチの記事はなくなったようです。
以前はEF57のフルスクラッチの記事などがあったのですが。
完成品は物品税がかかるので敢えて半完成の塗装済みキットとして販売された事例もあるのでは?

33:名無しさん@線路いっぱい
20/02/21 10:28:56.86 2SLhpNXm.net
>>30
今だと、発想は違うけど、Bトレの「コキ」「タキ」とかが、そんなスタイルか

34:名無しさん@線路いっぱい
20/03/08 12:08:16 4oTtm1b8.net
JAMの河田氏のクリニックから
中尾氏の「鉄道模型における造形的考察の一断面」の要旨

モデルは実物の鉄道の再現的なものだが、表現する美は実物から受ける感動そのものではない
感情と観察が創作の中心であり、鉄道がいかに影響を与えようとも造形表現の対象にすぎない
実感とは単に実物らしく見える、ということではない。 実物に対して抱いていく感動、記憶、連想の上に、モデルに接した際に起こる美的な感動である
縮尺は便利なものではあるが、立体表現の上で絶対出来なものではない
工作技術は必要だが過剰であってはならない。美的感受性とそれを実現する表現能力が重要である
実物に対する知識は絶対条件ではなく、造形表現にどう寄与するかを習得するためである
運転性は表現活動の一部であり、造形価値に等しい性能が求められる

URLリンク(kotenki.cocolog-nifty.com)
中尾氏の「鉄道模型における造形的考察の一断面」は、鉄道模型趣味昭和26年新年号No22に掲載されていますが、1971年(昭和46年)4月号No274 の291-293頁に再掲載されました。

35:名無しさん@線路いっぱい
20/04/21 03:36:04.89 RIQPS7Me.net
ミキスト
TMS特集シリーズ4
新2号から67号まで再録
TMS特集シリーズ12
新2号から126号(昭和32年12月号)まで再録
1981年(昭和56年)頃になって全ての特集シリーズが復刻されたが、ミキストだけは復刻されなかった。

36:名無しさん@線路いっぱい
21/03/06 12:24:31.62 ucyeRzJd.net
>>24
自由形は今でもJAMで三線式Oゲージの出展があったりBトレインや猫屋線のように一定の愛好家層がいるようですね。
そういえばエガーバーンやOn30、LGBも一種の自由形ですね。


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