17/05/21 23:37:46.25 gGzQVew70.net
『蒸気機関車の200年史』という本で先輪の構造について興味深い記述があった。
2軸ボギー先輪は客車のボギー台車と違って支える位置がだいぶ後方にあり、これで台車の中心軸が内側にずれ、
動輪側が固定でもカーブが曲がれるようになるという構造をしている。
ところがこれが分からなかった頃「先輪ありで動輪を2軸にすると第1動輪のフランジが引っかかる」と考えられ、
第1動輪フランジレスでボギーセンターを台車の真ん中のままカーブを通したらしい。
・・・この仕組み、先輪がスカートに接触しやすいNの流線型蒸機の幅縮小に使えないかな?